6246 Tスマート(東2) 968円 +21円

6246 Tスマート(東2) 968円 +21円

本日陽線を打ち出しているハイテク株等の銘柄も大半がいまだに底値。その底値で陽線が1本きり立ち上がっただけに過ぎないからまだ強気買いもままなりません。必要なのは連続の陽線です。ただ中には強い反転サインが点灯寸前の銘柄もあります。エノモトや同社です。買い手が不在のエノモトは小口売りでずるっと下げていますが、同社の場合は売りモノを吸収して75日線を維持して踏ん張っています。明日以降今日の高値979円を抜けば再騰サインと考え、ゆっくりと強気買い再開とします。先週高値1035円を抜けば25週線と決別するサインとなり強い反転サインが点灯するために1035円抜けから心おきなく強気買いに転換して下さい。同社は第2四半期の資料開示や説明会もしないので、短信の内容以上の材料はまだ見つけられないものの、受注残高と売掛金から考えても単純明快に強気買いに転換して大丈夫だと思います。売掛金は前期末の78億円から105億円に拡大して着地。これは4~9月においての受注が堅調だった証明で同時に通期予想の売上26%増180億円、営業益42%増18億円、経常42%増18.2億円、純益34%増12億円、一株純益96円の達成を確実視して良い証左ともなるはず。受注残高は塗工機械の受注残高が前期の58億円から129億円に急拡大し、受注残高合計は前期の63億円から130億円に急拡大。多分理由は中国だと思います。中国は自動車メーカーに電気自動車の販売を義務付けました。そのため電気自動車向けのリチウムイオン二次電池の製造が急増し、そのためにリチウムイオン二次電池製造の際に必要不可欠な同社の塗工乾燥装置の受注や引き合いが活発化しているものと思います。今の状況でこの受注残。米中首脳会談で貿易戦争の行方に明るさが見えるようなら、水面下での引き合いが現実の受注に結び付き更に拡大するかもしれません。また7~9月期の売上は66億円の売上で営業益12.7億円(第1四半期は2億円以上の赤字)。営業利益率は19%です。これを下期に当てはめると、下期の売上は94億円、営業利益率19%で営業益18億円前後。上期の10.6億円営業益に足すと通期の営業益は27~28億円になります。また第2四半期累計の営業利益率は12%です。これを下期に当てはめると11~12億円です。上期の営業益になると22億円。つまり通期の営業益18億円、経常18.2億円は最低でも20億円台に上方修正して、純益も大幅増益に上方修正することになる可能性大と考えおいて良いと思います。そのつもりで先週高値1035円を抜けば心おきなく強気買いに転換へ。11/15(第2四半期概況/経営成績に関する説明/世界情勢と業界状況&売上及び損益状況&受注状況)11/13(目標修正)11/12(文句なし第2四半期・通期大幅上方修正期待へ・受注残高拡大し売掛金も大きく拡大・目標修正)11/5(第2四半期上方修正・通期上方修正期待が浮上)10/5(有機ELが静かに普及を始めた可能性)8/27(新株予約権大量行使1200円台から飛ぶを予想)8/17(半導体製造装置関連株レーティング引き上げの動きあり)8/11(赤字の第1四半期・143億円と高水準の受注残高から第2及び通期予想の修正なし・赤字着地の理由を解説・期ずれ発生で第1四半期赤字・目標修正)7/19(ニッカトー同様に同社も固定燃料電池関連)7/9(目標修正)7/5(蓄電池ビジネス活況は追い風)6/20(官民一体で固体燃料電池実用化へ・同社は燃料電池関連株)6/13(フェローテックのように転換行使完了後株価約2倍にも・車載用リチウムイオン二次電池関連)5/22(決算短信解説/業界の概況&売上損益の概況&受注の概況&研究開発活動&感想)5/18(新株予約権行使状況・6月から上げ始めると予想)5/11(上々通期・サプライズ今期予想・概況・高水準受注残・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1350円(レシオ14倍)②1450円(レシオ15倍)③1550~1600円(レシオ16倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1600~1650円(今期純益15億円EPS120円予想しレシオ14倍)②1800円)(今期純益15億円EPS120円予想しレシオ15倍)③1900円(今期純益15億円EPS120円予想しレシオ16倍)】。来期以降業績拡大することを確認して最大目標を17年高値2095円に引き上げる予定。SP。