今日は精神的には専念できないものの個別株を 

 今日は精神的には専念できないものの個別株を  

本当にここまでくれば、何を買っても大きく儲けることできると思いますから、本当なら日経レバレッジを強気買いと言ってもおかしくないと思います。それではあまりに無責任。しかしそれほどまでにこの下げは猛烈です。昔の記憶をたどっていますが、直近ではあまり覚えがありません。新聞等では週間での下げ幅は10年ぶりとのこと。また金融危機時の以上の下げ幅とも。ただ困ったことに、過去の暴落と今回の暴落で決定的に違うのは、足元の経済状況が明確に後退示す数字が点灯しない点と、景気対策などの次の一手がすでに日本も中国もそろっている点です。下げのほぼすべての原因が恐怖という実体の不確かなものにおびえて、マインド面だけで下げているという点です。ただ、金融緩和で膨張したマネーが急激に縮小していることも下げの一因と思います。しかし、モルガンSやGSなどがすでにレポートを出しているように、米国株でさえバリエーション面で説明が付く株価水準にまで下落して買えない買わない理由が解消されたといえる株価水準に今位置しています。それにそんなレポートを見るまでもなく、日経平均レシオは11倍前後にまで低下して、ハイテク株の中にはレシオ5倍6倍の銘柄がゴロゴロ。中にはレシオ4倍のモノも出現。更にPBRが0.5倍以下の銘柄もゴロゴロ。PER・PBR両面から歴史的割安水準の銘柄が河原の石ころのように一面に広がっている株式市場の状況になっています。何を買っても相場が落ち着き反転に向かえば大きく儲けることができるとは言え、私なりに考えて銘柄を紹介したいと思います。まだ全体相場が気がかりで気がかりでたまらないもののそれでも一応は。