6246 Tスマート(東2) 734円 -12円

6246 Tスマート(東2) 734円 -12円

ミタチ産業株のようにすでに通期の上方修正を発表していたりする株は、早めに反転してくれるものと考えています。また同じく、高い受注残高を抱えているものも、その後の業績推移への安心感から早めに大きく反転してくれるとも考えています。その高い受注残の銘柄が同社。すでに解説コメントしたように前期比で2倍前後の受注残高を抱えています。しかももし、本当に鴻海&シャープ、ジャパンディスプレイなどが中国に新工場建設すれば、半導体液晶製造装置の日本企業は驚異的特需に見舞われるはずです。更には中国政府は外資自動車メーカーが中国国内での工場建設の規制緩和を行いました。ならばその中国市場での電気自動車工場向けに燃料電池関連の製造装置のメーカーも特需になるはずです。ならば、同社は、半導体・液晶・燃料電池の3分野向けに特需が期待できるということになります。日足陽線出現させて連続をし始めれば、10月末から11月にかけてと同じく週足2本で1000円台を回復することができると考えます。そのための陽線を今週生み出すことができるか、715円を割り込んで一段安となり700~650円レンジに向かうのか、それを火曜以降に確認。下げ渋り始めているように見えます。しかし、週末のNYの暴落を受けて金曜の動きを100%信用することができなくなりましたから、火曜日の動きに最大限の警戒と注意を払って眺めてみてください。