東京証券取引所
11月から議論してきた上場区分の見直しに関して記事が日経新聞の電子版に記述されています。2100社もある東証1部を500~1000億円の時価総額の企業に絞りこむとのことです。東証1部の企業数を減らすか、あるいは現行の東証1部の上に新たな市場を作るか今後検討と。また東証2部、マザーズ、ジャスダックは、スタートアップなど成長企業向けの市場としてマザーズとジャスダックグロースを統合し、実績のある中堅企業として2部とジャスダックスタンダードを統合して2つに編成し直すと日経が報じていました。今は目先の好材料が喉から手が出るほどほしいものの、中期的にみて市場の健全化や活性化、あるいは企業価値の向上に向けて企業の意識が高まるなどの効果が期待できるはず。中期的にとても良いことです。また無用な動揺や反発を避けるために導入には十分な移行期間も設けるとのことです。