7745 A&D(東1) 819円 +83円
第2四半期資料を。(1)総括・・・・売上は半導体関連及び自動車関連機器を中心にして、計測計量機器事業が好調で前期比10%伸長して上期の予想超過に成功し、利益は開発費や販売管理費の抑制で予想以上の数字で着地。(2)概況・・・・売上210億円(前期比10%増・予想比2%増)、営業益3.4億円(前期比10.7%増・予想比74.4%増)、経常4.0億円(前期比11.1%増・予想比2.67倍)、純益3.0億円(前期比75.3%増・予想比3倍)。(3)計測計量機器事業・・・・売上130億円(前期比15.7%増・予想比6.7%増)、営業益6.6億円(前期比3.63倍・予想比2.15倍)。DSP機器や電子ビームユニット関連をはじめ全体的に売上伸長。営業益も開発費や販売管理費抑制で大幅増益。製品別では計測機器は苦戦して前期比11%減の13.8億円の売上ながら、計量機器製品は金属検出機やウェイトチェッカなどの検査機器や工業計測機器が絶好調。DSPも自動車タイヤ向け試験機や力計測システムが伸長。電子ビームユニットは更に絶好調(ホロンの寄与)。(4)医療健康機器事業・・・・売上は海外での健康機器販売が堅調で増収に成功。売上79億円(前期比1.7%増・予想比5.1%減)。しかし営業益はシェア維持などのために製品販売価格を引き下げたと見られ、前期11.2億円から7.5億円に減益。ただし、予想営業益6.2億円からは上振れて着地。(5)設備投資と減価償却費・・・・今中間期での設備投資は4.8億円で、通期で13.7億円投入の予定。比較的高水準の設備投資です。減価償却費用は過去4年と比較すると少し多いものの約1億円行くか行かないか程度の増加で、中間で5.4億円で通期計上で9.9億円。妥当なところ。(6)上方修正・・・・すでに3月通期予想を上方修正済み。売上473→493億円、営業益27→33億円、経常25→32億円、純益20→24億円、一株純益97.6円→117.1円に修正。新株予約権の発行はあれど、十分に1000円だで活躍できるはず。nms同様にそのうちその新株予約権(と言ってもnmsも同社も実質的には第三者割当増資と同じ)の転換促進相場がスタートすると考えます。お昼のコメントを。