日経平均CFD 21351円 -151円

 日経平均CFD 21351円 -151円

東証の終値は21678円ですから、また大幅安を週明けは覚悟する必要があると思います。しかし、市場が失望したと思うほどに米失業率は悪くありません。引き続き米国経済の底堅さを示してはいると普通に考えるとそう判断できるはずです(今は市場が普通の判断を下すことができない状況ということ)。また米中通商交渉に関して中国との交渉は順調とトランプ大統領自身がツィートしています。またトランプ政権の米国国家経済会議委員長のカドロー氏は、米中協議が3月1日までかなりの進展を遂げることができるとトランプ大統領と同じ意見を述べるとともに、良好な動きや良好な行動を確認できれば、トランプ大統領は90日の交渉期間を延長するかもしれないと発言しています。これ忖度して見ると、もし、中国が米国産大豆の大量の輸入を再開したり、天然ガスや自動車関税などを大幅に引き下げりをすぐさま実行するようなことになれば、90日の交渉期限が延長になる可能性があると言っているようなものだと思います。そのうち、中国政府が米国産製品の大規模輸入を発表するようなことになると思います。その時には米中両国の株式が大幅に上昇することになると思います。そのような発表がクリスマス前にも訪れて、株式市場への小さいクリスマスプレゼントになれれば幸いなのに考えています。週明けは大幅安から始まるとは思うものの、21500±100円で小動き収れんや値固めの動きになるのではと予想しています。もしそうなれるなら、個別株の受ける下げは限定的ではと予想しています。