2780 コメ兵（東2） 1354円 +30円
内需株も兎に角全体が落ち着くことが大事です。またその内需株も7～9月期に国内消費が低迷した影響からいまだに脱し切れていないところもあるようです。例えばヒマラヤなどの月次を見ると前年同月比でマイナスで推移しているところも多々ありました。そんな中で11月月次が前年同月比で増収で推移していたのが同社。11月月次は売上35.5億円で前年同月比10.5％増。10月もかろうじて増収を維持して、売上32.5億円は5.8％増。文句なし。第3四半期も好調な数字で着地できるはずです。また11/27にニュースリリース。グローバル展開やマルチデバイスによるタッチポイントに対応するためにブランドマークを新設して、非言語化（海外での店舗展開）を行うと発表。9月末にすでに北京に新店舗オープン。海外での事業拡大に成功すると思います。同社の高い鑑定能力とブランド力を活かして、それを海外での信用に変えて日本発の中古品ブランド販売ビジネスとして成功すると思います。日本の中古車が海外で高い人気を誇るようにです。とは言え、内需ですでに好決算を確認済みながらも今週また年初来安値を更新。一昨日の年初安値は1307円。とにかくボトム離脱すること。それから新規もナンピンも強気買い。そのために、まず25日線1442円回復して11/12大商い高値1472円以上で引けること。1500円から新規もナンピンも本格買い強気買い開始とします。第2四半期は売上12％増233億円、営業益6％増4.8億円、経常5％増4.9億円、純益8％増3.2億円、一株純益29円。一株純資産は1742円。今期予想は売上9％増500億円、営業益16％増19億円、経常17％増19億円、純益11％増12億円、一株純益109円。下期の方が利益が厚いから、会社の想定通りに進捗中と判断して良いでしょう。セグメント状況は・・・・①ブランドファッション事業→スクラップ＆ビルドなど行い、店舗数はコメ兵17店舗、買取センター7店舗、その他新業態の店舗を合計9店舗運営。売上14％増215億円、営業益15％増5.4億円。②タイヤホイール事業→売上7％減17億円、営業益0.7億円赤字。業績貢献は出来ないものの、大きな赤字もなし。その他にニュースリリースを・・・・①古物営業法改正を受けて移動型や簡易型の店舗運営を開始すると10/24に発表。②タイでの中古品事業開始のためにバンコクに合弁会社を設立する（12月）と発表。③リユース領域拡大のために（取扱商品とサービス拡大のため）銀座のアンティーク時計などの販売店シエルマンをグループ化すると発表。業容拡大及び本格的成長拡大のために矢継ぎ早に施策を発表。足元の収益構造が強固となってやっと成長に踏み出せると経営陣が強く判断したのだと思います。またいちよし証券がレーティングそのままに目標株価だけ引き下げ。「Ａ」で目標は2600円→2300円に引き下げ。まずは18年高値2322円及び17年高値2441円にトライ可能と考えて良いはずです。反転のサイン（連続陽線の出現）待ちです。10/2（新たな買取センターオープン）9/6（買い推奨開始・8月月次とそれまでの月次売上を紹介・文句なしの第1四半期・経営成績の説明とセグメント状況と感想・東海東京目標株価2400円でいちよしは2600円・目標設定）。目標株価Ⅰ【短期目標①2150～2200円（レシオ20倍）②2400～2500円（レシオ22倍・東海東京証券目標株価2400円）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2500～2550円（来期純益14億円EPS127円予想しレシオ20倍・いちよし証券目標株価2600円）】は7～9月期に少し減速し更に大きく深押ししたので修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1600～1630円（レシオ15倍）②1750円（レシオ16倍・25週線・週足陽転）③1850～1900円（週足完全陽転・レシオ17倍）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1900～2000円（レシオ18倍・最後の抵抗線）②2070～2100円（レシオ19倍）③2200円（レシオ20倍・18年高値2322円）】とし、業績拡大を確認して強気に再設定する方針とします。ＳＰ。