6670 MCJ(東2) 729円 -54円

6670 MCJ(東2) 729円 -54円

まだ底値の確認作業を行っています。先週足の陽線で今週は50週線810円を回復してゆっくりと上昇軌道に回帰し始めると期待したのですがまた出直しです。下値は先週安値712円前後の725~700円で堅いと思うので、700円前後なら心もち強気で買い場探しで良いでしょう。9月年初1047円から下落の過程で同社も買い残が増加したので、800円以下でもう少し小動き収れんして買い残の整理が必要なのかもしれません。50週線回復810円回復から本格買い開始する予定で。11/3(文句なし第2四半期・概況/セグメント状況と感想・目標修正)10/22(eスポーツ関連で広告宣伝費が増加した可能性も・押し目に注意し850~800円で強気買い)8/31(eスポーツ連合加盟しスポンサー契約・ここから上値での買いは慎重に・目標修正)8/17(いちよし証券が目標を1000円→1200円に・目標修正)8/3(スタートダッシュに成功第1四半期・概況・セグメント状況・目標修正)7/15(通期解説/トピックスなど&子会社群の業績一覧&英国での訴訟・株式2分割で目標修正)5/15(3期連続最高益更新の今期予想・概況・目標修正・2000円から慎重な投資姿勢に)5/10(前期上方修正・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①900~930円(今期純益61億円EPS62円予想しレシオ15倍)②1030~1050円(今期純益61億円EPS62円予想しレシオ17倍)③1150~1200円(今期純益61億円EPS62円予想しレシオ19倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1200~1250円(今期純益61億円EPS62円予想しレシオ20倍)】。SP。第2四半期資料を。(1)トピックス・・・・①売上利益ともに過去最高更新。②中期経営計画の目標達成に向け各種施策を着実に実行→取り扱うハードウェアやサービスを多様化。XR分野のソリューション提供やソフト開発のホロラボへ投資。③中期計画数値目標達成に向けて事業運営を着実に遂行。④全国でTVCM放送実施。⑤R-Logic社を連結化。(2)サマリー・・・・第1四半期に続き売上営業益とも過去最高更新。売上14%増637億円、営業益29.3%増45億円。7~9月期は売上過去最高(売上312億円、営業益26.6%増19億円)。同社はテレビ広告などの広告宣伝費を四半期を通じて平準化。安定的に四半期増収増益を確保して行ける可能性が大ということです。この分だと四半期3か月で営業益にして20~25億円を安定的に確保できる収益構造と判断して良いでしょう。ならば来期には待望の営業益100億円を達成できると予想。また第3四半期の売上次第では今期中に100億円接近となるかもしれません(会社予想は営業益90億円経常89億円)。(3)パソコン関連事業・・・・売上14.4%増620億円、営業益32.1%増45億円。クリエイティブ向けやゲーミングパソコンなど、高単価高付加価値製品の販売が引き続き好調と。またECや法人向けPCの販売も好調。iiyamaのモニターは欧州で引き続き絶好調。広告宣伝費を投入しても32.1%増の営業益45億円は立派です。(4)エンターテインメント事業・・・・売上17億円、営業益1億円。ネットカフェ事業。そのうち売却するでしょう。(5)マウスコンピューター・・・・売上6.6%増182億円、営業益25.7%増9.2億円、経常2.1%減7.5億円、純益2.2%減4.8億円。広告宣伝費を積極投入。新たなゲーミングパソコンの取り扱い開始。チームラボの森ビルアートミュージアムに500台のPC提供。日本eスポーツ連合に加盟。プロeスポーツ地むとスポンサー契約。地道な取り組み。文句なしです。(6)ユニットコム・・・・売上7.1%増146億円と拡大したものの、人材増強などコスト増で営業益27%減1.7億円、経常27%減1.9億円、純益29%減1.1億円。減益でも前期利益との違いは1億円もないので問題なし。それ以上に、AI開発やディープランニング専用パソコンを開発して販売開始し、アイフォンの修理サービスも実施。これら意欲的新製品や新サービスで、今後は更なる増収とともに増益に転じるはずです。(7)テックウィンド・・・・法人向け独自製品などオリジナル製品販売好調で、売上11.1%増155億円、営業益6.3%増4.0億円、経常1%減4.1億円、純益0%減2.8億円。上々の安定ぶり。(8)iiyama・・・・絶好調。売上26.8%増163億円、営業益65.5%増30.3億円、経常78.5%増30.9億円、純益79.1%増23.3億円。欧州向けのみならず、国内でもデジタルサイネージやタッチパネルモニターなど販売絶好調継続。(9)印象・・・・地道な成長戦略を着実に遂行しています。会社の期初計画の最高売上&最高益連続更新の予定を確実に実行できるでしょうし、来期も増収増益で連続最高益更新するものと予想しておいて何ら問題なしと思える第2四半期資料の内容でした。