3107 ダイワボウ(東1) 5940円 -200円

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珍しいことに第2四半期資料を作成して公表しています。その第2四半期資料を。(1)ダイワボウ情報(ITインフラ事業)・・・・①ビジネスモデル→地域密着型の営業体制で全国90拠点の営業網と全国1万9千社の販売パートナーを有する。取扱アイテム数は実に210万点以上。取扱商品はPC、サーバー、ペリフェラル、ネットワークなどハード類からソフトウェア、通信クラウドのソフト及びサービスまで。エンドユーザーは企業、官公庁自治体、文教研究機関、医療機関、個人と幅広いエンドユーザー確保。エンドユーザーまでワンストップでサービスを提供。②業績→売上及び営業益ともに過去最高更新。売上350億円増の3070億円(期初予想は2786億円)、営業益23.5億円の大幅増の58.9億円(期初予想は37.5億円)。文句なし。中小企業や官公庁など深刻な人手不足などを理由にIT投資はまだまだこれから活発化すると思いますから来期以降も緩やかな業績拡大(最高益更新)を想定しておいて良いでしょう。③販売実績→PC出荷台数は実に106万台。国内取扱シェア20.4%。サーバーの出荷台数は2.8万台。国内取扱シェア13.5%。これだけのシェアを有しているならメーカーに対しての価格交渉力も高いはず。安定した利益確保を行えるビジネスモデルといえるでしょう。④物流効率化→関東中央センター&キッティングセンターを開設。敷地面積6.5万㎡。倉庫面積4.4万㎡(1万3500坪)。ロボットストレージシステムなど最新鋭の省力化システムを導入。利益率の向上に結びつくはずです。(2)大和紡績(繊維事業)・・・・売上375億円(前期342億円)、営業益18.1億円(前期15.5億円)。衛生材料向けの合成繊維など販売好調。コスメ製品やウェットシートも好調。衣料用機能綿も前期比増。災害向けの産業用シートも販売増。原材料価格の上昇を吸収して増益で着地。(3)OM製作所(工作・自動機械事業)・・・・売上65億円(前期50億円)、営業益5.4億円(前期2.3億円)。航空機エンジンや鉄道向けなどに工作機械売上好調。自動機械も食品分野向けに好調。(4)感想・・・・数字が物語るように文句なし満点。また来期も、ダイワボウ情報がけん引して、多少海外市場が不透明でも確実に増収増益を確保できると考えます。文句なしです。しかしながら株価はまた11月安値5880円に接近中。下値は50週線5700円がサポートすると思うので、5700円前後は心もち強気で買い場探しする予定で良いと思います。本か鵜会は先週まで3週にわたり週足引けで回復できない25週線6433円回復の6500円で引けてから開始。13週線6700円前後(今は6730円)回復で心おきなく強気買いへ。11/2(文句なし第2四半期・通期上方修正期待大・概況/セグメント状況と感想・目標修正)10/25(第2四半期上方修正・目標修正)9/28(8000円接近から慎重に・目標修正)9/18(目標修正)9/4(OA機器買い替え需要も)8/30(目標修正)8/3(スタートダッシュ成功第1四半期・概況・セグメント状況・目標修正)7/15(目標修正)6/7(目標修正・ここからは押し目でこそ強気買い)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①7200~7300円(レシオ12倍・18年高値7470円)②7800~8000円(レシオ13倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①8000~8200円(今期純益120億円EPS625円予想しレシオ13倍)②8500~8700円(今期純益120億円EPS625円予想しレシオ14倍・05年高値8980円)】は深押ししたので修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①6500~6700円(13週線・レシオ11倍)②7200~7300円(レシオ12倍・18年高値7470円)③7800~8000円(レシオ13倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①8000~8200円(今期純益120億円EPS625円予想しレシオ13倍)②8500~8700円(今期純益120億円EPS625円予想しレシオ14倍・05年高値8980円)】とします。SP。