7419 ノジマ(東1) 2606円 -102円
昨日2709円高値引けゆえに、今日にも11月高値2735円を抜き、上場来高値3025円更新に向けての動きに移行できるかと期待したのですが空振り。また仕切り直し。しかし下値は堅い。2700円以上で引ければ上場来高値更新開始と考え、心おきなく強気買いへ。10/30(文句なし第2四半期・通期上方修正・概況/セグメント状況と感想・目標修正)10/17(目標修正)10/16(第2四半期上方修正・家電量販店絶好調・課題は携帯電話販売事業)8/7(順調な第1四半期スタート・概況と店舗状況・セグメント状況と感想・目標修正)6/12(資料/有利子負債と業績推移&旧ノジマ業績&ITX業績&ニフティ業績&今後の取り組み&感想・目標修正)5/26(買い推奨再開・買収戦略予想外に順調・4期連続最高益更新予想・概況・セグメント状況・目標設定)6/22(通期概要・買い推奨は停止のまま)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2900~3000円(レシオ10倍・18年上場来高値3025円)②3250円(レシオ11倍)③3500円(レシオ12倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3500~3600円(レシオ12倍)】。SP。第2四半期資料で目に付いた項目を紹介。(1)連結の有利子負債推移・・・・17年3月期にニフティ買収を発表してこの買収費用として250億円の借入。この17年3月期に892億円の有利子負債が存在しましたが、今第2四半期でこの250億円のうち200億円を返済して、第2四半期時点の有利子負債は656億円にまで低下。強靭な返済能力です。またITX買収で15年3月期に14.3%まで低下した自己資本比率は第2四半期時点で29.9%まで回復。ITX買収前の自己資本比率33.1%回復目前です。5年で回復するということは、十分ではないもののM&A戦略は順調だということです。(2)旧ノジマ(ITXとニフティ除く)の業績・・・・第2四半期は売上1343億円(前期1215億円)、営業益67.2億円、経常77.3億円。経常益は4期連続で拡大中。(3)ITX・・・・第2四半期は売上865億円(前期877億円)、営業益17.7億円(前期17.8億円)、経常16.3億円(前期15.5億円)。悪くないものの十分でもなし。スクラップ&ビルドや採算性向上に向けてまだまだ努力が必要。(4)ニフティ・・・・売上251億円(前期249億円)、営業益21.3億円(前期10.2億円)、経常24.1億円(前期10.3億円)。文句なし。ITXと違い早々に買収のシナジーが発露して業績貢献を開始しています。(5)感想・・・・課題はITXの収益拡大だけ。そのためにノジマ社員をITXに出向させて業務を一元化してコスト削減を行ったり、量から質に店舗統廃合進めて同時に40店舗の改装も行う予定。ITXが回復すれば満点文句なし。しかし、今も、ノジマとニフティが絶好調ですから、百点満点のうち85~90点くらいは付与できると思います。つまり文句なしに合格点の第2四半期内容となります。それに携帯電話料金の引き下げは、ITXなど大規模キャリアショップにとっては良いことかも。固定料金の引き下げで、携帯電話の買い替え需要が多少刺激されるかもしれません。またそれは携帯電話販売の主導権が通信キャリアから販売店にゆっくりとながら移動することになるかもしれません。来期以降、ITXの収益も回復からもしれません。