6804 ホシデン(東1) 880円 +18円

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第2四半期は上方修正。しかし通期予想はまだ減益予想のまま。次の第3四半期で上方修正することでしょう。すでに通期の予想経常に対して進捗は90%以上ですから、よほどのことでもない限り前期の営業益130億円、経常105億円を超過するか接近するかできるはず。今日はその第2をおさらい。(1)経営成績に関する説明・・・・米中貿易摩擦が懸念されるものの、日本経済は緩やかに回復と前置きして、自動車向け電子部品は好調ながら、スマホ向けは減速の傾向とコメント。同社の場合、アミューズメント向け好調(ゲーム機などでしょう)、携帯向けはブレーキ、自動車関連の総じて軟調と。それでよく、第2四半期売上3%減1359億円、営業益3%減57億円、経常37%増91億円、純益20%増69億円、一株純益117円で着地したと少し驚き。7~9月期だけでも営業益35億円、経常47億円、純益35億円。低調な7~9月でこれだけの数字を稼ぐのですから、3月通期予想売上3%増3100億円、営業益23%増100億円、経常5%増100億円、純益26%増75億円、一株純益126円は上方修正するはず。経常益と純益は大幅増益に上方修正して、営業益も前期の130億円近く(今の時点では110~120億円か120億円前後を想定)に上方修正するものと予想します。またバランスシートを見ても、売掛金は期末の304億円から408億円に拡大して着地。前第2四半期売掛金は421億円。この点からも前期比並の営業益に上方修正が可能と判断。またそのバランスシートそのものは、主な資産項目は現金が383億円、株券合計(流動と固定)76億円、有形固定資産143億円。主な負債合計は短期借入金が37億円と新株予約権付社債101億円。有利子負債は37億円だけ。キャッシュリッチで実質無借金で財務は強固。一株純資産は1555円(自己株除外)。文句なしに割安顕著。これも山洋電気などと同じ。調子に乗りすぎて2041円まで買い込んだ反動安でここまで深押し。山高ければ谷深しの例え通りに。しかし、谷が深ければ山高し。その山に向けての動きがこれから再びへ。11/2(第2四半期は上方修正・通期上方修正の可能性大・概況・バランスシート・目標修正)8/20(6月にみずほ証券目標引き下げ2100円から1000円にしかし)8/11(買い推奨開始・文句なしの第1四半期・概況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1250~1300円(レシオ10倍・5月のマド埋め・50週線回復)②1450~1500円(レシオ12倍・一株純資産)③1650~1700円(レシオ13倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1700円(今期正味純益前期並100億円EPS170円予想しレシオ10倍)②1850円(今期正味純益前期並100億円EPS170円予想しレシオ11倍)③2000円(今期正味純益前期並100億円EPS170円予想しレシオ12倍・17年高値2041円)】。第3四半期以降を確認して再設定する予定。SP。