6516 山洋電気(東1) 4360円 +70円
第2四半期も3月通期も下方に修正はしたものの、それでもまだ前期比増益を維持しています。尚にPBRは0.9倍以下で、PBRは0.7倍。株価はいまだにど底値。まあフェローテックなどと同じように本当によく下げました。5月年初来高値10570円から4000円前後まで半分以下に。機関投資家などが投げ売ったのもの思います。13週線4766円を回復の4800円以上で引けてから、本格買いも強気買いも開始とします。第2四半期資料などの開示もまだなので、第2四半期のおさらいを。(1)経営成績に関する説明・・・・同社の主要販売市場である工作機械やロボット・半導体製造装置などの設備産業向け製品群は、一部市場に停滞感はあったもの総じて堅調だったとコメント。売上5%増444億円、営業益21%増47億円、税引前純益28%増51.2億円、純益30%増37.9億円。生産調整や米中貿易摩擦のために、受注高は14%減417億円、受注残は5%減の198億円。受注状況には若干の不透明感はあるものの、最小限にマイナスを抑え込んではいると思います。1月以降には徐々に受注は回復すると予想します。(2)セグメント・・・・①日本→売上6%増459億円、セグメント益14%増32.3億円。国内の設備投資意欲が底堅い証拠。下期も好調だと思います。②北米→売上0%増51億円、セグメント益20%増3.6億円。こちらも底堅し。③欧州→売上10%増27億円、セグメント益15%増2.5億円。④東アジア→売上13%減69億円、セグメント益22%増の4.4億円。⑤東南アジア→売上10%増122億円、セグメント益56%増6.0億円。⑥感想→6地域別セグメントのうち5つで増収、6つすべてが増益。セグメント内容は文句なしに満点。安値ど底値に沈んでいるようなセグメント内容ではないはずです。受注状況の不透明さはあるものの、本来なら高値近辺に位置して当然と思える好内容。13週線回復の4800円からやはり強気買いで良いと思います。25週線5800円回復の6000円前後か50週線とマドの7000円前後に向けて強い反転サインを5000円から点灯させると予想します。11/1(買い推奨開始・下方修正しても増収増益の第2四半期と3月通期予想・概況/受注状況&グメント状況&感想・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①5200~5500円(日足完全陽転・レシオ9倍)②5850~6000円(レシオ10倍)③6400~6500円(レシオ11倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①6500円(レシオ11倍強)②7000円(レシオ12倍)③7500~7600円(レシオ13倍)】は微修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①5750~5850円(レシオ10倍・25週線)②6400~6500円(レシオ11倍)③7000~7300円(レシオ12倍・50週線回復)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①7300~7450円(来期純益75億円EPS620円予想しレシオ12倍)②8000~8100円(来期純益75億円EPS620円予想しレシオ13倍)】とします。来期以降も業績拡大確認し最大目標を徐々に18年上場来高値10570円に向けて引き上げて行く方針。SP。これを見ても企業の真の価値とはかい離して18年まで買い過ぎた反動で深押ししているということでしょう。