6328 荏原実業(東1) 2013円 +13円

6328 荏原実業(東1) 2013円 +13円

閑散のまま這うように上昇中。13週線2016円にタッチしています。米中首脳会談を無事に終えるということは、来週も一段高することでしょうから、来週13週線2016円以上で推移すれば、そのまま強気買いとします。第3四半期はコメント済みですが、今日は先の第2四半期資料を。(1)事業概要・・・・①環境関連→自社で開発した製品を扱い利益率が高い事業。計測、省エネ、創エネ、脱臭、水処理などの分野で製品開発製造販売。②水処理関連→上下水道施設の設計施工メンテナンス。③風水力冷熱機器→ポンプや送風機、空調冷熱機器などを販売する商社事業。(2)製品・・・・①計測→高精度オゾンモニタ、溶存オゾン濃度測定装置など。②省エネブロワ→省エネブロワ(民間向けと公共向け)。③脱臭→腐植質脱臭剤、生物脱硫装置など。④水処理プラント→高効率ろ過器、海水電解殺菌装置など。⑤その他→空気殺菌脱臭装置、マルチモード空調機など。(3)第2四半期決算・・・・すでに第3四半期を説明済みゆえに割愛。(4)受注状況等・・・・第2四半期の受注高は前期の136億円から111億円に減少していました。しかし受注残高は前期の147億円から160億円に増加。利益率の良い環境や水処理関連の受注残が増加しています。今後の業績に好影響となるはずです。事実第3四半期で増益幅を拡大しています。(5)通期・・・・過去最高の受注残高を背景にして、売上38億円増の300億円、営業益1.6億円増の18.8億円、経常1.5億円増の20億円、純益1.1億円増の14.7億円を目指すとの記述。しかし、すでに第3四半期の営業益は18.2億円、経常19億円、純益13.3億円。上方修正するのはほぼ確実です。商いはないものの、やはり強気買いが基本。それに地味でも今後の社会の変革に大きく貢献できそうな会社ですから。次回はそこらをコメントします。11/22(第3四半期おさらい/事業戦略・セグメント状況と感想・受注状況)11/3(買い推奨再開・上々の第3四半期・12月通期は上振れの可能性も・概況/セグメント状況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①2200~2250円(レシオ10倍・25週線50週線回復)②2400~2450円(レシオ11倍・18年高値2480円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2450~2500円(レシオ11倍強)②2650~2700円(レシオ12倍)】は少し修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①2250~2300円(レシオ10倍強・最後の抵抗線)②2450円(レシオ11倍・18年高値2480円)③2650~2700円(レシオ12倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2700~2900円(今期純益16億円EPS240円予想しレシオ12倍)②3100~3200円(今期純益16億円EPS240円予想しレシオ13倍)】とし、来期予想を確認して再設定します。来期も増収増益ならレシオ評価を14~15倍に引き上げる予定です。SP。