8935 FJネクスト(東1) 958円 +14円

8935 FJネクスト(東1) 958円 +14円

這うように上昇中。昨日今日で完全に日足のすべての抵抗線を払い終えました。しかも25週線950円を抜き今日から強い上げサインが点灯しています。ついでに一応今日で週足も完全陽転してすべての抵抗線を払い終えつつあります。今日の高値965円を来週抜くと、明確に年初来高値1098円更新に向かい始めます。米中首脳会談を控えているために心もち強気で買い場探しして、来週、今週高値を抜いてから心おきなく強気買いに転換するようにして下さい。同社はすでに強気買い解説済みのプレサンスと同じです。不動産開発事業者でありながら強靭な財務内容を誇ります。新規の借入などなしに手持ち資金を回転させながら事業運営が可能と思えるほどの好財務です。11/2(買い推奨再開・文句なしの第2四半期・概況/セグメント状況と感想・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1050~1100円(レシオ7倍・18年上場来高値1098円)②1250円(レシオ8倍・一株純資産1274円)③1350円(レシオ9倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1350~1400円(今期純益55億円EPS168円予想しレシオ8倍強)②1500~1550円(今期純益55億円EPS168円予想しレシオ9倍強)】。上方修正等を確認すれば再設定。SP。第2四半期資料を。(1)ハイライト・・・・売上369億円(前期比27.8%増、計画比2.8%増)、営業益42.9億円(前期比53.5%増、計画比23.8%増)、経常42.8億円(前期比53.5%増、計画24.1%増)、純益27.1億円(前期比57.6%増、計画比25.8%増)。貸借対照表は現金が25億円増の163億円、販売用不動産38億円減の157億円、仕掛販売用不動産32億円増の260億円。流動負債は70億円増の163億円、固定負債は61億円減の85億円。不動産開発会社でありながら、現金と流動負債の金額がほぼ同じ。驚異的好財務。有利子負債比率は23.2%で自己資本比率は驚異の62.6%。(2)不動産開発事業・・・・ガーラマンションシリーズを中心に1149戸を販売。通期で2200戸販売の予定。またワンルームマンションの販売価格はじりじりと上昇中。販売単価が上昇して利益率が上昇しているのでしょう。売上28%増325億円、セグメント益65%増35.8億円。(3)不動産管理事業・・・・安定的なプロパティマネジメントを運営展開。管理戸数は1万4552戸、管理棟数は264棟。売上14%増12億円、セグメント益3%増4.1億円。(4)建設事業・・・・業績貢献だけでなく自社物件の品質向上に貢献とコメント。また、ガーラマンションシリーズ建設の際の建築コストの一部を内製化して採算性を向上させることにも貢献しているはずです。売上33%増26億円、セグメント益23%増2.6億円。(5)旅館事業→売上3億円でセグメント益は0億円。利益貢献はまだまだ先。3旅館を運営して部屋数もまだ48室に過ぎませんから。(6)強み・・・・①投資用マンション供給ランキングで13年~17年まで2位が2回で1位3回。②東京と神奈川を中心に徹底したエリア戦略とノウハウを蓄積。③特に東京都心と横浜エリアで集中的に案件開発。④販売が好調で保有不動産も順調に減少(不採算在庫が少ないということでしょう)。⑤マンション開発用地の取得も採算性を徹底的に重視して厳選して取得済み。⑥利益率が高いファミリーマンションの販売が順調に拡大中。すでに来期9月に元住吉物件が竣工し、20年2月には船堀の物件が竣工予定。(7)今期予想・・・・売上過去最高の760億円、営業益78億円、経常78億円、純益50億円、一株純益152円。しかし、第2四半期の着地から考えて、上方修正は確実視して良いと判断します。文句なしの資料内容です。