8051 山善(東1) 1227円 +21円
這うように上昇して昨日今日で日足は陽転に成功。ここは心もち強気で買い場探し。米中首脳会談を無事終えて、来週週足の完全陽転1250円以上で引ければ、心おきなく強気買いへそのまま転換することとします。1250円以上で引け始めると、派手な上げ方もせずに短い週足陽線連続しながら18年高値1389円及び17年高値1399円を更新して1620円上場来更新に向かうと予想します。11/7(文句なし第2四半期・概況/セグメント状況・バランスシート・目標据置)10/16(買い推奨開始・工作機械等の大手専門商社/YAMAZENブランドでオリジナル家電・第2四半期と通期上方修正・2期連続最高益更新・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1500円(レシオ13倍)②1600~1630円(レシオ14倍・88年上場来高値1620円)③1750円(レシオ15倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1750~1800円(レシオ15倍強)】。来期も最高益更新を確認すれば最大目標引き上げて再設定します。SP。第2四半期資料を。(1)実績・・・・売上2622億円(前期比10%増、計画から4%増)、営業益85.3億円(前期比28%増、計画から27%増)、経常85.5億円(前期比31%増、計画から28%増)、純益57.0億円(前期比28%増、計画から24%増)。上期として、売上から純益まですべてで過去最高を更新。(2)生産財事業・・・・売上11%増1862億円、営業益4%増78.3億円。同社が提案した工作機械とロボットを組み合わせた営業活動が功を奏して、幅広い分野からの受注に成功したと。海外は米中貿易摩擦の影響で抑制感がありと。抑制感があってこの数字なら、米中貿易問題が片付けば更に収益拡大するということ。(3)消費財事業(住建)・・・・売上2%増289億円、営業益2%増6.7億円。営業力の強さとともにコストコントロールがうまいと思います。ノダやウッドワンなど住建材企業の業績は総じて低調です。その中にあって底堅い数字で着地。これからも安定的に推移できるでしょうし、ウッドワンやノダ、あるいはセブン工業など住建関連は来年はⅤ字に回復すると思っていますから、同社は来期拡大を予想。(4)消費財事業(家庭用機器)・・・・売上9%増425億円、営業益3%増12.7億円。酷暑で冷房関連機器の販売が好調だったとのことですが、アイリスオーヤマと似ていてPB製品は安定した人気を得ています。今後も安定的に拡大を続けると予想します。(5)中期経営計画・・・・中期経営計画の数値目標(今期)は売上5000億円、営業益147億円、経常150億円、純益100億円でした。しかし期初の今期予想はそれを超過して、それぞれ、5150億円、155億円、155億円、105億円でした。更に10/15に上方修正して、それぞれ、5200億円、170億円、170億円、110億円。本来ならもうすでに上場来高値近辺にいてもおかしくないはずです。