6317 北川鉄工所(東1) 2601円 +47円

6317 北川鉄工所(東1) 2601円 +47円

買い手も不在でいまだにボトム。レシオ6.7倍でPBR0.7倍なのに。しかも第2四半期は文句なしの満点着地。また同社も重要な抵抗線が2600~2800円に集中しています。2800円以上で引け出すと別物のような上げを見せ始めるのでしょう。まずは米中首脳会談を無事に通過することを確認する必要はあるものの、来週以降2700~2800円に突入で静かに強気買い開始とし、2800円以上で完全に引け出せばそのまま静かに心おきなく強気買いに転換を。第2四半期資料を。(1)第2四半期業績・・・・全セグメントにおいて増収増益で、連携して決算以降の2001年3月期以降第2四半期の過去最高を更新(売上・経常・純益)。売上33億円増の255億円、営業益5.6億円増の22.2億円、経常5.6億円増の25.8億円、純益4.9億円増の16.6億円。文句なし。また、4~6月期の営業益14.6億円、経常16億円、純益11.2億円で、7~9月のそれぞれは、13.1億円、15.4億円、10.4億円。3か月で10億円以上の営業益経常益そして純益も稼ぎだす安定した収益構造を構築しています。尚のこと文句なし。(2)金属素形材事業・・・・メキシコは減収ながら、日本とタイは増収。特にタイは27%増と大幅に増収で収益性が急回復したと。セグメントの売上7.9%増で営業益は19.0%増。(3)産業機械事業・・・・コンクリートプラントと荷役機械関連は減収ながら、コンクリートプラントの受注やクレーン販売は堅調。環境関連は83%の大幅増。立体駐車場も2.26倍の大幅増収。これを支えに売上26.7%増で、営業益は5.5%増。(4)工作機器事業・・・・海外市場売上は前期の23億円から21億円に減収となったものの、日本市場は35億円から43億円に拡大。国内は全機種で高水準の売上を記録と。受注増で生産ラインも高稼働とコメント。売上8.8%増で営業益は25.1%増。(5)印象・・・・非の打ち所ない好内容の第2四半期資料です。(6)トピックス・・・・①次世代ミキサー「ジクロス」をリニューアルして販売開始。②新型コンクリートプラント「CPR」開発して販売開始。シリーズ化したプラントは業界初。それだけ安定的人気ということ。③新型スタンダードチャック「BRシリーズ」を販売開始。④無人航空機の開発製造販売会社を設立。⑤年間離職者数の少ない大企業ランキングで同社が1位。業績だけでなく会社のあらゆる側面での質自体も高いということ。(7)通期・・・・売上39億円増の560億円、営業益3.1億円増の44.8億円、経常0.4億円増の51.5億円、純益1億円増の34.9億円、一株純益384円の通期予想。しかし、上記の通り、純益も3か月四半期で10億円超を稼ぐのですから、4四半期で40億円前後の純益に拡大するはず。つまり上方修正する可能性を大と判断します。ちなみにこの数字は01年連結化後の過去最高を更新ですから、過去最高益更新を更に上積みすることになると予想します。9/26(目標修正)8/28(目標修正)8/25(増配・第1四半期セグメント状況のおさらい/キタガワテクノロジー&キタガワサンテック&キタガワグローバル/感想・目標再設定)12/2(第2四半期資料/設備投資状況&金属素形材事業&工作機器事業&産業機械事業&今期の予定を受けての第2四半期&新製品・来期の増収増益を確実視・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①3350~3450円(レシオ9倍・1月年初3365円更新)②3800~3850円(レシオ10倍・一株純資産3800円)③4200~4300円(レシオ11倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①4300~4400円(06年高値4210円更新・今期純益38億円EPS400円予想のレシオ11倍)②4800円(今期純益38億円EPS400円予想のレシオ12倍)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①3000~3100円(レシオ8倍・最後の抵抗線)②3450~3500円(レシオ9倍・18年高値3365円更新)③3850~4000円(レシオ10倍強・一株純資産3960円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①4000~4100円(今期純益38億円EPS405円予想しレシオ10倍・06年高値4210円)②4450~4500円(今期純益38億円EPS405円予想しレシオ11倍)③4800~4850円(今期純益38億円EPS405円予想しレシオ12倍)】とします。今期上方修正や来期増収増益を確認すれば最大目標の引き上げも含めて再設定します。SP。