6787 メイコー(JQ) 1910円 +131円
まだ底値から陽線が1本立ち上がったに過ぎませんから打診買い程度。少なくとも11/13大商いの高値2170円を抜いて引けてから本格買い。ただ2170円以上で引けると、トントン拍子に上値を取り始めるかもしれないので、2000円回復してから本格買い。2170円を抜いてから強気買いとします。2500円(25週線前後)か2300円50週線回復のいずれかで心おきなく強気買いに転換する予定と考えています。11/12(強気買い再開・文句なし第2四半期・通期上方修正発表・概況・目標再設定)9/26(慎重な投資スタンスに変更・第2四半期発表に向けて調整入りの可能性・目標修正)9/4(目標修正)8/29(目標修正)8/27(目標修正)8/23(目標修正)8/11(スタートダッシュ成功第1四半期・概況/経営成績に関する説明紹介・上方修正期待浮上・目標修正)6/7(目標修正)6/4(目標修正)6/1(目標修正)5/28(決算資料/ハイライト&製品別収益状況&基板仕様&今期予想)5/17(目標修正)5/12(文句なしの前期と今通期予想・概況・目標修正)3/26(高技術の製品群・保守的予想発表を想定し目標修正)3/17(三井ハイテックではなく同社の方を本来強気買いすべき)3/15(目標修正)3/12(目標修正)3/8(完全に強気買い・同社の高い技術開発力と製品群を紹介・来期も増収増益なら最大目標を3000~4000円に引き上げる予定)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2700~2800円(レシオ10倍)②3000~3050円(レシオ11倍)③3300~3400円(レシオ12倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3400円(レシオ12倍強)②3600円(レシオ13倍・18年高値3560円更新)】。来期以降増収増益を確信すれば強気に修正する方針。SP。資料を。(1)上期ハイライト・・・・①売上→前期比16.1%増617億円。車載向けは13.6%増の267億円。スマホ向けは30.7%増197億円。貫通6層以上のビルトアップ基板が増加。同社が圧倒的に高い競争力を持つプリント基板が絶好調ということでしょう。②利益→営業益46.8%増56.7億円。経常2.51倍の63.5億円。純益2.49倍の53.3億円。非の打ち所なし。(2)製品別収益・・・・①車載→売上267億円、営業益19.1億円。②スマホ→売上197億円、営業益28.5億円。③その他→売上153億円、営業益9.1億円。今後、車載向けの利益率がスマホ並に向上すれば、売上の大きな変動はなくても大幅増益になるはず。会社も今後、生産の効率化や値上げ交渉などを行うと思います。また基板別の販売実績を見ると、6層以上の基板やビルドアップ基板など同社が高い競争力を保有する製品群の売上が大きく拡大しています。今後、この点からも利益率が上昇するものと考えます(高付加価値製品の販売増の寄与で)。(3)通期・・・・①下期展望→世界経済の減速で車載もスマホも弱含みを予想するものの、最先端製品の量産化と自動化投資で利益率を高める施策を講じる。自動化省人化で固定コスト削減し、ベトナム第3工場建設は予定通りに進行中で、第1工場は増強を実施。懸念材料は米中貿易戦争と会社はコメント。懸念はあっても足元の受注堅調ゆえに、設備投資計画に変更はしないということでしょう。売上1200億円、営業益92億円、経常90億円、純益73億円(上方修正済み)は、確実に達成することができると思います。(4)スマートファクトリー戦略・・・・①ロボットによる生産の自動化。②生産工程のワンラインインライン化により生産効率向上。③AI活用による自動化。④IoT活用による自動化見える化。⑤物流の自動化。⑥環境設備の最適化。⑦排水サイクルの効率化。⑧エネルギーモニターでコスト管理。⑨すべての基幹システムを連携して全社的事業効率化。⑩メカトロニクスを積極導入して自動化IoT化推進。今期は工場建設も含めてこれら自動化効率化のために総額150億円の設備投資を実施します。来期以降も増益拡大になることでしょう。(5)新製品量産化・・・・①ADSカメラ向けインピーダンスコントロール基板。②ミリ波レーダー基板。③ヘッドライト向けメタルベース基板。④パワーモジュール基板。⑤ブレーキステアリング向けM-VIAFlex基板及び銅インフレ基板。⑥通信モジュール向けビルドアップ基板及び薄型エニーレイヤー基板などなど総数の14の新製品の量産化実施の予定です。(6)感想・・・・非の打ち所の無い事業戦略と内容です。持続的業績拡大が必至と判断して良いでしょう。