6627 テラプローブ(マザーズ) 842円 +12円
下記の中国関連の代名詞企業であるフェローテックやメイコーのコメントや、この両社の決算資料を時間があれば眺めてみてください。米中貿易摩擦が予断を許さない状況ではあるものの、半導体や電子部品の市場の中期的成長拡大は疑いの余地がないことがよくわかると同時に、中国市場での半導体や電子部品の拡大の疑いようのないことだということがわかると思います。しかも、両社ともに来期も中国市場での増収増益を強く確信している模様です。ならばです。同社も同じでしょう。同社の場合は新工場は台湾に建設したものの、その同社の親会社のまたその親会社は中国の半導体メーカーです。また、丁度、フェローテックの半導体市場の予想内容に照らし合わせて考えてみると、同社の第3四半期7~9月の製品別売上は、メモリ(DRAMとフラッシュ)が15億円、ロジックが31億円、アナログが3億円、CISが3億円となっています。フェローテックはDRAMの回復が遅れるものの、フラッシュやロジック半導体の来年の需要を好調を継続とコメントしていました。つまり、同社もフェローテックに倣い、ロジックやフラシュ半導体関連は好調と考えてよいということだと思います。さらには同社は車載向け売上比率が36%にのぼりますから、尚のこと来年も堅調と考えてよいはずです。フェローテック同様に来年以降のサプライズ決算を期待してよいと考えます。とは言ってもまだまだ底値。26日にコメントしたように少なくとも900円を回復しないと買い場探しもまともに始めることができません。週末の米中首脳会談を無事に通過して、来週900円台で推移し始めれば、ゆっくりと買い場探し開始。940円以上で引け始めれば本腰入れて買い場探し。1000円から完全に強気買い開始へ。また本来は25週線(1100円前後)から心おきなく強気買いすべきでしょうが、1000円回復から強い戻りのサインが点灯すると(1200~1300円の50週線回復にむけて)考えて、1000円以上で推移し始めればそのまま心おきなくに移行してみてください。11/26(第3四半期資料/第3四半期業績説明&設備投資と減価償却/今期の減価償却費用は55億円・来期から設備投資大幅減少の予定・来期から減価償却費用激減で利益大幅増の可能性)11/19(第3四半期業績状況/製品別売上推移&安定的な収益構造&抜群の財務内容・来期以降減価償却費用大幅減で利益急回復の可能性)11/14(インパクト不足ながらも安定した第3四半期・低調な理由を考察・保守的な通期予想を発表・目標再設定)8/29(第2四半期資料/セグメント変更から&業績サマリー&特損益状況&製品別売上推移&利益率&設備投資と減価償却&業績予想)8/27(ミツバやスミダコーポ以上の大規模設備投資)8/22(第2四半期事業報告書紹介/事業拠点移転順調&付帯条約からの思惑&第2四半期に91億円の設備投資実施と内容&紫光集団からの受注獲得の可能性も・強固な財務内容)8/16(4~6月減速したものの上々の第2四半期・概況・特益計上・設備買い戻し可能性で前受金28億円計上・第3四半期期間は増益予想発表・期末配当実施の可能性・目標修正)7/24(半導体関連業績好調堅持の可能性・決算発表後から上げ本番予想)6/23(半導体受託生産世界最大手TSMCは下期業績回復予定)7/18(8月の第2四半期発表後には急騰で反転開始も・力成集団がTOBの可能性も)7/6(マイクロン社の影響軽微)7/4(マイクロン社の販売差し止めは)6/12(同社の親の力成科技は)6/9(目標微修正)6/7(力成科技はマイクロン秋田工場も買収・秋田工場と同社の統合やシナジー期待大)6/5(中国半導体政策の恩恵大・同社の親のそのまた実質親ともいえる紫光集団を習近平氏視察からも)6/1(日経新聞紅い半導体自立の夢・中国最大の紫光集団が出資したのが同社の親の力成科技・同社は強い中国半導体関連株)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1100~1120円(レシオ8倍強)②1250~1280円(レシオ9倍強・週足陽転)③1350~1400円(レシオ10倍強・週足完全陽転)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1400~1450円(今期純益15億円EPS160円予想しレシオ9倍)②1600円(今期純益15億円EPS160円予想しレシオ10倍)③1750~1800円(今期純益15億円EPS160円予想しレシオ11倍強・18年高値1733円)】。来期の増収増益を確認してから強気に再設定する方針(来期は台湾の新工場が稼働開始となるでしょうから来期の増収増益を期待)。SP。