2162 nms(JQ) 415円 +20円

2162 nms(JQ) 415円 +20円

短期資金が介入したのでしょう。高値は457円。ただ単に短期資金が介入しただけではないかもしれません。同社は新株予約権を発行しています(実質は変則的な第三者割当増資ですが)。その転換行使価格の下限行使が537円です。会社としても、あるいは割当先のモルガンスタンレーにしても、早めにこの下限行使を回復させたいと考えているはずです。しかも、新株予約権で取得した資金はベトナム新工場の設備投資、電池パックの松阪工場の設備投資、ベトナム工場の省力化設備投資に活用します。これらは会社としてもすぐに手を付けたい設備投資です。多分すでにこれらの一部は手持ちの資金を活用して開始しているはずです。ならば尚のこと早めに新株予約権の転換行使を臨んでいるはずです。またモルガンスタンレーにしても、下限行使近辺で転換行使できるればその分儲けも大きいと踏んでいるはず。両社の思惑が一致していますから、短期資金の思惑とも絡まり、早めにこの下限行使価格537円を回復して来るものと考えます。ただし、今日はまだ上ヒゲでボトムから日足陽線がたった1本立ち上がったばかり。まだ打診買い程度の域を超えることはできません。しかし、今日の高値457円を抜き25日線460円を来週にでも抜いて来れば(米中首脳会談を無事に消化して)そこから新規もナンピンも本格買い開始とします。強気買いは25週線600円回復が本来なれど、13週線540円と25週線600円とのレンジ内で引け出せばそこから強気買いとします。25週線600円回復で心おきなく強気買いに転換とします。資料を眺めたのですが、ほぼコメント済みで、追加でコメントする手がかりもなし。12月になるとフィスコ社などがレポートを公開すると思いますから、追加の詳細解説はその時にでも行う予定です。少しお待ちください。11/9(第2四半期下方修正で着地・下方の理由・かろうじて通期予想の達成は可能と予想・セグメント状況・セグメント内容はまずまず)10/9(インドネシアで外国人技能実習生事業行う現地法人設立)10/3(日産キャンピングカーにリチウムイオン二次電池パック納入開始・今後様々な製品分野に採用される可能性)9/27(チャイナ+ワンを完全構築した稀有な人材サービス企業/アジア域内の拠点数22拠点/貿易戦争は追い風か)9/21(ボチボチ新株予約権行使開始と転換行使相場を期待)9/19(外国人労働者受け入れ拡大は同社に追い風)9/7(三井アセット保有株比率8.63%に拡大)9/4(OA機器向け電源需要回復の予想・二次電池パックの用途拡大を予想)9/3(農業分野への人材サービス進出準備)8/23(新株予約権の部分行使は禁止/108万株が近々一括行使される可能性を予想/電池パック量産化前倒しで設備投資資金需要)8/9(上々の第1四半期・第2四半期上方修正期待浮上・セグメント状況と感想・目標据置)7/23(第1四半期は低調スタートが恒例ですが・子会社配当金ニュースリリース)7/18(リチウムイオン二次電池パック日産のキャンピングカーに供給/幅広い分野に供給の可能性・フィスコ社決算レポート第二弾/今期の見通し&中期経営計画の解説)7/15(第1四半期を予想・新株予約権は実質第三者割当増資ゆえ転換開始のニュースで株価上昇可能性大と予想)7/9(電池パック事業は有望)7/5(人材サービスの地産地消のビジネスモデルを構築)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①830~850円(レシオ13倍・25週線)②950~970円(レシオ15倍)③1050~1100円(レシオ17倍・17年上場来1115円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1100~1150円(上場来1115円更新・今期EPS70円予想しレシオ16倍強)②1250円(今期EPS70円予想しレシオ18倍)③1350~1400円(今期EPS70円予想しレシオ20倍)】は少し弱めに修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①575~600円(レシオ9倍・25週線・週足陽転)②670~700円(レシオ11倍・週足雲下限)③770~800円(週足完全陽転・レシオ12倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①800~830円(レシオ13倍)②900円(レシオ14倍)③970~1000円(レシオ15倍強)】とし、第3四半期以降業績回復及び成長拡大を確信すればレシオ17~20倍評価に最大目標を引き上げて強気に再設定することとします。SP。