2060 フィードワン(東1) 205円 +6円

2060 フィードワン(東1) 205円 +6円

小さいながらも陽線がやっと1本。再騰開始のサインが点灯しようとしています。これも日足の連続陽線が必要。連続陽線で日足の最後の抵抗線210円を抜いて引けてから静かに強気買いとします(25週線209円回復でもあります)。50週線227円及び11月高値227円以上の230円から心おきなく強気買いに移行するものとします。第2四半期の資料等の開示は12月の中旬あたりとなるために、今日は第2四半期のおさらいを。第1四半期の営業益は28%減の8.6億円、経常31%減10.1億円と大幅減益のスタート。第2四半期は挽回してそれぞれ6%増の21.3億円、1%減の23.5億円で着地。7~9月期営業益は12.7億円、13.4億円。この7~9月期は台風などの自然災害のために国内景気はマイナス成長となったいます。消費も大きく減速。その中にあって営業益経常が13億円前後を稼ぎだしたということは、利益が厚くなる下期には四半期3か月で14~15億円くらいの営業益経常を稼ぎだすことができると思います。すると下期の営業益経常は28~30億円。上期の21億円・23億円に足すと営業益経常とも50~53億円くらいで通期着地することが可能なはず。ならば、会社予想の47億円、51億円からわずかに上振れる可能性があると思います。少なくとも、通期予想売上3%増2153億円、営業益26%増47億円、経常24%増51億円、純益58%増47億円、一株利益23円の達成は確実になったと判断している良いと考えます。セグメント状況を再度・・・・①飼料事業→畜産飼料は平均販売価格が上昇と。つまり値上げに成功したということ。しかし水産向け飼料はまだ値上げに成功しておらずに売上5%増の786億円とのこと。しかし、政府は水産政策を成長路線に舵を切りました。値上げに徐々に成功することでしょう。またTPPが発動になります。この発動で飼料相場がどのような影響を受けるかという点が注目ですが、私はTPPの流れを受けて同社の飼料販売がグローバル化すると思います。原材料の仕入単価を抑えることに成功して、値上げに成功せずとも安定的に利益創出が可能な収益構造に転換でき、そしてついでに海外での飼料販売を活発化させることになると考えます。ゆえにTPPは同社にとって成長拡大に向けての追い風と考えます。ちなみに営業益は14%増の29.8億円。②食品事業→売上8%減の248億円、営業益63%減の1.3億円。大幅減益ですが、元から利益貢献は小さいから過剰に心配することもなし。③その他→売上13億円、営業益1.6億円。④感想→地味でもまずまずのセグメント内容で合格点を付与。230円から文句なしに強気に転じ17年上場来353円更新を狙えるものと考えます。ただしゆっくりとですが。11/9(挽回成功の第2四半期・概況/セグメント状況・目標再設定)6/9(セグメント状況と感想・目標修正)5/16(Ⅴ字回復の今期予想・概況・目標再設定)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①280~285円(レシオ12倍・18年5月高値285円・週足最後抵抗線)②315~320円(レシオ13倍強)③350~360円(レシオ15倍・17年上場来353円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①360~375円(来期純益50億円EPS25円予想しレシオ15倍)】。SP。