6256 ニューフレア(JQ) 5820円 +450円

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日足陽線1本で75日線5770円を回復。再騰サインが点灯しました。しかし、まだ心もち程度で強気買い。今週末の米中首脳会談を無事に通過して、それで来週25週線6100円を回復していれば、新規もナンピン心おきなく強気買いへ。第2四半期資料を。(1)製品ラインナップ・・・・電子線マスク描画装置(半導体ウェハに回路パターンを転写するためのフォトマスクを描画する装置)・光マスク検査装置(描画したフォトマスクを検査する装置)・エピタキシャル成長装置(ウェハ上に結晶膜を成長させる装置)・電子線ウェハ検査装置(20年に事業化予定・半導体ウェハの微細欠陥を高速で検査する装置)。(2)事業拠点・・・・本社及び工場は日本(横浜)。現地法人は韓国・米国2か所。サービス拠点は日本・韓国以外に、台湾・中国・米国・ドイツ。(3)マスク描画装置事業・・・・①フォトマスク市場の見通し→先端フォトマスクの需要は今後も増加を予想し、対応の描画装置の販売も堅調を予想。またEUVが適用される最先端フォトマスク向けに新製品を開発して販売開始し、更に本格EUV適用の5nm世代対応のマルチビーム描画装置の市場への浸透を強化へ。また中位市場向けの描画装置の開発販売も並行して進める予定と。文句なしの内容。②製品ロードマップ→7nm+世代に対応した位置精度向上版の新製品を来年初めに出荷予定。マルチ描画装置を早期に完成させて、3nm世代対応のマルチビーム描画装置開発に着手する予定。伸長する中位市場向けのシングルビーム描画装置を開発し販売。年末にはシングルビーム/マルチビーム全モデルのプラットフォームを共通化して多品種生産に対応開始。成長への工程は一点の曇りもなし。また今期のトピックスや新製品の特長などが記載されていますが、このマスク描画市場において同社は世界で圧倒的な存在といえると思います。フェローテックやレーザーテックなどと同じく圧倒的な存在です。(4)光学検査装置事業・・・・①マスク検査装置ロードマップ→7nm世代対応光学式検査装置の開発を完了し、パターン付マスク1枚あたり検査時間を60分以下を達成。また中位市場向けに機能を限定したモデルも開発中。19年から2製品の販売が本格化開始。マスク描画装置事業と同じく来期の業績拡大は必至のはず。(5)電子線検査装置事業・・・・①電線線ウェハ検査装置が狙う市場→検査感度と検査速度を両立する電子線検査装置で市場獲得方針。21年以降はウエハー検査は光検査から電子線検査に置き換えが進む予定と。その分野でもフロントランナーになるべく早期に製品化する予定。18年末に25本マルチビームSEMを搭載したウェハ欠陥検査機製作完了し、19年に100本超マルチビームウエハ欠陥検査装置製品化の予定。20年以降には計測分野に用途拡大の予定。中長期的成長拡大を必至と思わせる業容の拡大方針。文句なし。(6)エピタキシャル成長装置・・・・①エピタキシャル成長装置の市場予想→電気自動車や5G通信等の需要の高まりで従来のSiより高耐圧・高周波動作可能なSiC/GaNパワー半導体が不可欠になっており、これらのパワー半導体を実現するにはこのエピタキシャル成長装置は必要不可欠で今後の市場規模の拡大が期待とコメント。このエピタキシャル成長装置を握る同社は、今後のパワー半導体市場で必要不可欠な圧倒的な存在になる可能性がこれもあるということです。②エピタキシャル成長装置のロードマップ→次世代パワー半導体向けの装置をすでに開発して販売注力中。同社の製品は業界の最高水準の低欠陥密度と高い均一性を達成する高品位製品。また20年には8インチ対応の大口径化対応製品を上市予定と。成長拡大はやはり必至。(7)上期決算概況・・・・受注高は32%減の138億円、受注残高は26%減の261億円、売上17%増230億円、営業益23%増56.0億円、純益35%増43.7億円、純資産24億円増の689億円、総資産1億円増の953億円、年配当150円の予定。文句なしの業績。後は受注が回復するだけ。ただし、主力の描画装置は期ずれで低調。来年は回復の予定の模様。エピ装置は堅調と。年間ではトータル500億円超売上を目指し、売上目標は不変と高い自信。またアジアが好調とも。中国に3製品の進出を果たしたと。今後、中国市場で急激に受注獲得可能性が大と考えます。多分、会社も引き合い状況から同じく強気に感じ取っていると思います。(8)今期予想・・・・売上84億円増の500億円、営業益20.9億円増の114億円、経常25.7億円増の121億円、純益19.3億円増の90億円の予定。文句なし。これだけの企業の株価が一株純資産並であることは論外。短期的にも中長期的にも歴史的買い場と考えます。10/25(買い推奨開始・マスク描画装置世界ナンバーワン&同社の電子ビームマスク描画装置最先端の超微細化次世代半導体製造必要不可欠・文句なし第2四半期・概況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①6750~7000円(50週線回復・レシオ9倍)②7500~7700円(レシオ10倍強)③8200~8300円(レシオ11倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①8300~8500円(レシオ11倍強)②9000円(レシオ12倍・5月年初来高値9350円)】は少し修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①6700~6800円(レシオ9倍・50週線回復)②7500~7700円(レシオ10倍・週足完全陽転)③8300~8500円(レシオ11倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①8500~8900円(来期純益98億円EPS816円予想しレシオ11倍)②9600~9800円(来期純益98億円EPS816円予想しレシオ12倍・18年高値9350円更新)】とします。SP。