4783 日本ダイナミクス(JQ) 1051円 +27円
第2四半期資料を。(1)IT事業の強みと特徴・・・・①大手の顧客企業との長いお付き合い→50年以上の取引先は東京ガスと高砂熱学工業。30年以上の取引先はメットライフ生命、西部ガス、エスアールエル。20年以上の取引先は日本生命、パナソニック、富士ゼロックス、福岡県庁、KADOKAWA。10年以上の取引先は、日本水産、商船三井、三井住友海上、マニュライフ生命、ぐるなび、日本トイザらス。近年の取引先は、ソニー、竹中工務店、東京海上火災保険、などなど13社が記載。順調に地道に顧客の信頼を獲得して長い取引関係を続けていることになります。確かに大きな強みです。システム開発するだけでなく、手厚いアフターサービスも提供して満足度が著しく高いことの表れと思いますから。(2)システム開発事業の強みと特徴・・・・①勘定奉行シリーズ導入の専任チームの存在→会計ソフトの奉行シリーズを大手上場企業グループに多数導入。実績が評価されてOBCパートナーアワード2部門を受賞。またオリジナル製品の「倉丸」(ハンディ倉庫管理for商蔵奉行)を新開発。②日系企業のグローバル展開の支援→グローバル対応ERPパッケージ(統合基幹業務システム)McframeGAと中国シェアナンバーワン用友U8、日中双語財務照会システムクロスワードなどを武器に、日本企業の中国、タイ、インドネシア、メキシコ進出の支援サービスを提供。③クラウド化支援(セールスフォースの認定パートナー企業でもあります)→世界15万社以上が使用しているクラウドCRMプラットフォーム『セールスフォース』の導入支援を行い、同社はその認定パートナー企業。更にこのプラットフォームから派生させて、オリジナルパッケージツール(タクス管理・シンプル帳票作成・画面作成データ視覚化)も開発して提供。(3)サポート&サービス事業の強みと特徴・・・・業務アプリからインフラ運用までワンストップ対応で24時間365日リモート監視対応。マネージメントサービスセンターは東京と長崎で連携させて運用。他社構築のアプリのリモート保守も展開。また、大型一括受託サービスも展開して、200名体制でオンサイトサポートを実施中。(4)パーキング事業の強みと特徴・・・・電磁ロック式駐輪場の導入実績は国内ナンバーワン。駐輪場の企画サポートまで一貫したサービス提供体制を構築。自治体などの地域性を考慮した緻密なサービス提供立案に強みあり。民間向けは鉄道系流通系双方の電子マネーに対応した精算機を導入して、鉄道や駅前商業施設へ強力なアプローチが可能。またこれまた幅広い自治体、民間企業と多様な取引。取引自治体は荒川区、板橋区、北区、品川区など全国多数。鉄道事業者も、小田急、京王、京浜急行、西武、東武、東急と大手とほぼすべて。商業施設もイトーヨーカ堂やイオンなどほぼすべての大手と取引。(5)感想・・・・何か何まで非の打ち所がなし。今まで私が注目しなかったことを強く後悔するほどの好内容。(6)第2四半期・・・・IT事業パーキング事業好調で、売上3%増81億円、営業益31%増5.5億円で5期連続の増収で4期連続の増益を実現。経常は1.4億円増(33%増)5.8億円、純益1.1億円増(39%増)3.9億円。(7)通期予想・・・・売上4%増170億円、営業益21%増9.5億円、経常17%増9.5億円、純益21%増6.4億円、一株純益80円。上期に記載したように自治体などを顧客にする以上、下記のサイネックス同様に利益は下期の方が厚いはずです。ならば営業益も経常も10億円を超える上方修正になると予想します。ボトム離脱と反転のサインは25週線1130円回復から。1140円以上で引けてから静かに本格買い強気買い開始する予定で。50週線1255円を回復して引ければ、1731円年初来高値を更新して月足最後の抵抗線2000~2250円に向かうと考え心おきなく強気買いに転換して下さい。11/1(目標修正)10/31(セグメント状況紹介)10/29(買い推奨開始・文句なし第2四半期・概況/セグメント状況・目標設定・会社紹介)。目標株価Ⅰ【短期目標①1250~1300円(レシオ16倍・週足陽転)②1400~1450円(週足完全陽転・最後抵抗線・レシオ18倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1450~1500円(今期純益8億円EPS100円予想しレシオ15倍)②1600円(今期純益8億円EPS100円予想しレシオ16倍)③1700~1750円(今期純益8億円EPS100円予想しレシオ17倍強・18年高値1731円)】。来期も増収増益確信すれば最大目標を2000円前後に引き上げる予定です。SP。