4118 カネカ(東1) 4210円 +10円

4118 カネカ(東1) 4210円 +10円

世界的企業というには小粒。しかし、フェローテックなどと同じようにオンリーワンの製品を多数所有し、日本のものづくり産業の代表選手の一人であることは間違いなし。フェローテックなどと同じように、同社株が底値を離脱するようになれば個別株の底離れや反転の色合いが強くなってくれる指標株の一角と考えています。4200円前後で底堅く推移しながら底値確認の最中のようにみえます。ボトム離脱は11/9大商い水準4600円回復(25日線回復)することですが、その前に4330円のマドを埋めて引けてくれだすと、重い腰を上げて買い場探しに本格的に乗り出せると考えています。4330円を超えて日足の陽線を連続させ始めてくれることを辛抱強く待っていましょう。11/9(上々の第2四半期・逆に来期の増収増益確率が上昇・概況/セグメント状況と感想・目標修正)10/1(世界最高変換効率太陽電池をはじめ)9/26(5株併合で目標修正)9/8(文句なしの第1四半期セグメント状況/マテリアルからニュートリションまで/幅広い領域でオンリーワン製品/感想・オンリーワンの宝庫企業・目標修正)9/5(会社紹介・買い推奨開始・第1四半期・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①5000~5200円(レシオ15倍)②5600円(レシオ16倍)③5900~6000円(レシオ17倍・18年高値6005円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①6000~6100円(来期純益250億円EPS380円予想しレシオ16倍)②6400~6500円(来期純益250億円EPS380円予想しレシオ17倍)】。SP。第2四半期資料の一部を今日は紹介。(1)概要・・・・売上は上期としての過去最高を記録(3061億円)、営業益・経常・純益はいずれも2桁増益を確保(営業益180億円、経常159億円、純益107億円、一株純益163円)。生産能力を増強を進めた重点注力事業がグローバルに拡大して成長をけん引したと。文句のない進ちょく状況です。売上は前期の第3四半期以降4半期連続で1500億円超を記録と。また第2四半期営業益は4半期ぶりに100億円割れの80億円となったが地震や台風などの自然災害の影響を受けてためので、事業そのものは順調と。言い換えれば、第3四半期以降には再び四半期で100億円超の営業益を確保できるという会社の自信を感じます。ゆえに、今期予想の売上6500億円、営業益420億円、経常370億円、純益230億円の達成は十分に可能と判断します。来週はセグメント状況などの詳細を紹介します。