4298 プロトコーポ（ＪＱ） 1550円 -39円
資料を。（1）連結業績・・・・売上は情報サービス及び物品販売（中古車輸出）が堅調だったために増収。営業益は事業構造の見直しに着手しコスト削減効果により増益と。売上305億円、営業益22.1億円、経常24.2億円、純益15.1億円、一株純益75円。期初予想のそれぞれ、295億円・17.3億円・17.4億円・11.0億円・55円から上方修正で着地して、前期比でも増収増益。（2）今期の重点項目・・・・①中古車領域→収益性が改善。グーネットの取引社数拡大し、コスト構造改革を推進したと。②新車領域→自社開発したプラットフォームのデータライン・セールスガイドの導入拠点数っか宇内氏、新車ディーラー向けの経営支援強化を展開。③整備領域→グーピット有料掲載工場数が拡大し、カーユーザー送客インフラの構築を行ったと。④物販領域→収益性改善に成功。タイヤ販売はモーターゲートショッピングで販売本数の増加に成功。中古車輸出は取引条件の見直しで収益性改善したと。（3）主力事業・・・・中古車市場においては、グーネットの取引社数は14621社に増加。そのうちモーターゲートのアクティブ率は9.5％。また同社調べではマーケットシェアは43.4％と圧倒的。また新車市場においては、データラインセールスガイドの導入済み拠点すは5115拠点に拡大。全国市場での導入末Ａは34.7％とこれも圧倒的。また乗換提案書機能サービスの投入で稼働率が向上したと。整備市場では有料掲載工場数は3164工場に拡大。全国シェアの3.4％。また無料掲載工場は7958工場で全国シェア8.6％。広告事業が黒字化に成功したと。今後有料掲載工場数の増加とともに飛躍的に利益が拡大できるはずです。グーピット整備工場のコンテンツに関しても投稿数が急増して前期比69.7％増の10.4万件に拡大。投稿数の拡大は有料掲載工場数の拡大に大きく貢献できるはずですから良いことです。（4）今期予想・・・・売上627億円、営業益44.2億円（期初予想は41億円億円）、経常46.4億円（期初予想は41.2億円）、純益29.7億円（期初予想は27億円）。EBITDAを見ると今期は58億円の予定。積極的に減価償却を行っていますから、じきに償却費用が低下し始めて利益率の更なる上昇に一役買うことになるでしょう。再度の上方修正を予想します。（5）成長戦略・・・・細かな施策を地道に展開していますが、その中でも目玉はＤＭＰ活用したターゲッティング広告でしょう。グーネットだけでなく、外部検索サイトも活用して中古車ターゲッティング広告の配信を開始。そして上記の通り黒字に成功。今後、この広告事業は多分急成長してくれることでしょう。次は決算説明会の質疑応答を・・・・①グーピットの成長性に関して→有料掲載工場数の増加で黒字化に成功してましたが、イレギュラーはあれど基本的に黒字化ベースを続けることができると会社はコメント。また広告事業は最終的には5000～6000工場程度の整備工場が広告の対象になると。まだ拡大する言っているも同じと思いました。更に現在の2倍くらいの有料掲載工場数を当面目指すとのもコメント。更に最重要課題としては送客事業の拡大をまず第一に考えており、このサービスの拡大に期待していただきたいと会社は自信のコメントを。②収益構造→同社の場合は、上位顧客への依存度も低く、収益基盤も分散していると。ゆえに特定の企業の意向で業績が左右されることもないと。最後に、一連の感想や印象はというと、中古車情報分野においては圧倒的なシェアを有する企業であると同時に、とても独創的なビジネスモデルを構築。そのモデルを更に事業領域やサービスの拡大で収益基盤拡大を目指しています。成長拡大は順調そのものと位置付けて良い決算説明資料と判断します。買い手がいないまま先週の1657円からじりじりと下げています。9月高値1694円を抜くと強い上げサインを点灯さるのですから、今週に期待したもののまだ下値確認の動きを続けています。下値は1550～1500円で厚いと思うので、過度の下げを気にする必要はないものの、日足の陽線とともに再び日足の完全陽転＆雲抜けとなる最後の抵抗線1600円を回復することが強気買いあるいは心おきなく強気買い開始するポイントとなります。明日以降1600円回復の動き（日足の陽線の立ち上がりとその縁続）を確認し始めてからゆっくりと強気買い再開するように。ちなみに先週高値1657円を抜き引け切ると50週線との決別という強い上げサイン点灯に成功となり、目指すは年初来高値で最後の抵抗線1861円更新となります。先週高値1657円を抜き切れば追撃買いする予定で良いでしょう。10/31（文句なし第2四半期・通期わずかに上方修正・概況/セグメント状況・目標据置）10/5（バイク専門アフターメンテナンス店舗検索サービス開始）9/26（目標修正）/14（第2四半期上方修正）8/29（グーネットＴＶＣＭ開始）8/18（ニュースリリース/エーエスネットとソリューション連携しサービス領域拡大へ）8/2（独創的かつ圧倒的なビジネスモデルゆえにレシオ20倍評価妥当）7/31（文句なし第1四半期・概況/経営成績に関する説明・セグメント状況と感想・目標修正）7/13（新中期経営計画紹介/見直し後新中期経営計画の数値目標）5/24（資料紹介・業績おさらい・自動車関連事業/中古車＆整備＆新車＆物品販売＆グーピット取引工場拡大＆グーピットコンテンツ拡充＆整備領域・感想・今期予想達成確実視）5/22（決算解説/前期経営成績・セグメント/自動車関連情報＆生活関連情報＆不動産等＆感想）検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1750円（レシオ13倍）②1870～1900円（2月年初1861円更新・レシオ14倍）③2000～2100円（レシオ15倍強）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2100～2200円（今期EPS150円予想しレシオ15倍）②2400円（今期EPS150円予想しレシオ16倍）③2550～2600円（今期EPS150円予想しレシオ17倍）】（ＥＰＳ150円以上になる可能性浮上で今後強気に修正するかも）。ＳＰ。