6890 フェローテック(JQ) 1073円 +126円
半導体関連かつ中国関連株の象徴的な銘柄の一つと考えています。同社株が戻り出せば好決算発表を確認した半導体関連や中国関連株が戻り始めると考えています。まだド底値。先週高値1193円を抜き75日線1200円以上で引け始めてから、新規もナンピンゆっくりと買い場探し開始。また強気買いは本来は25週線1400円回復からであるものの、1200円以上で週足及び日足の陽線を連続させ始めれば早めに強気買いに転換しても良いと考えます。第2四半期のセグメント状況を。(1)半導体等装置関連事業・・・・主力の真空シールは半導体微細化や有機ELに必要不可欠な製品。受注の方は緩やかながらも堅調に推移することに成功したと。石英製品やセラミックス製品など半導体ウェーハプロセスに使用させるマテリアル製品は、サーバー、スマホ、自動車関連向けに販売好調。装置部品の洗浄事業に関しては安徽省に5拠点目の工場を建設中で、年明けに完成予定。更に8インチウェーハ加工は月産8万枚レベルに拡充して顧客評価待ちと。つまり、洗浄工場の本格稼働やウェーハ加工が本格化すれば更に業績拡大するということです。売上24%増270億円、営業益40%増50.5億円。今のところ非の打ち所がなし。(2)太陽電池関連事業・・・・売上48%減51億円、営業赤字10.2億円。すでに第2四半期発表紹介の時にも言ったように、現在撤退中。来期から赤字の事業がなくなるはず。同事業がなくなるだけで大きな増益要因です。③電子デバイス事業・・・・サーモモジュールは自動車向け以外に移動通信システムや医療検査装置、バイオ機器など向けに概ね計画通りに進捗。パワー半導体基板は顧客からの要請に応えて江蘇省に新工場が完成。じきに本格稼働開始。磁性流体は少し軟調。売上6%減58億円、営業益19%減12.3億円。減収減益ですがパワー半導体基板の生産本格化すれば回復するはずですから問題なし。(4)感想・・・・ほぼ満点のセグメント内容です。これからの成長拡大増収増益は確実視できると思います。連続の陽線を確認できれば、静かに強気買いにゆっくりとシフトしていく予定でいてください。11/16(バランスシート解説)11/15(第2四半期上振れ着地・文句なしの数字・概況/セグメント状況と感想・目標修正)10/15(中国での設備投資拡大の変更なし・中国杭州市200㎜半導体ウェーハ工場設備投資確定内容発表)9/10(三菱UFJ目標株価を3200円→2300円)8/17(上々の第1四半期・経営成績に関する説明/セグメント状況/感想・目標修正)7/4(世界トップシェア企業のレシオが今や11倍)6/28(深押しで修正)6/12(中長期戦略を資料から/今後の半導体需要の見立て&中期経営計画達成への施策&半導体市場の今&収益向上のため&装置受託加工事業強化&生産能力拡大のハイライト)5/30(買い推奨再開・2期連続最高益更新へ・前期経営成績の概況・前期セグメント状況と感想・目標再設定)コメント検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1320~1350円(レシオ9倍・日足雲抜け)②1450~1500円(レシオ10倍強・25週線回復)③1600~1700円(レシオ11倍強・週足陽転)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1700~1750円(レシオ12倍)②1850~1900円(レシオ13倍)③2000~2100円(レシオ14倍)】。業績拡大とともに上げのテクニカルサインが点灯し始めれば本来妥当と思えるレシオ評価の17~20倍に最大目標を引き上げ始める予定。SP。