6785 鈴木(東1) 699円 +32円

6785 鈴木(東1) 699円 +32円

同社も他の株と同じです。金曜の大陰線足の中で孕み足。金曜の大商い高値718円を抜き、先週のマド749円~733円を埋めて(25日線736円回復)750円で引けないと本格的に買い出動ができません。それまでははやる気持ちを抑えながらゆっくりと買い場探し程度。明日以降陽線を連続することを確認できれば、買いの腰を上げ始めるようにして下さい。同社も考え方は下記のテラプローブと同じです。経済環境が良くない7~9月期(日本はこの四半期はマイナス成長だったのですから)に営業益経常益ともに4億円以上の数字を獲得できると言うことは、どんなときにも安定して3か月で4~5億円の営業益経常益を生むことできると言うこと。ならば最低限の営業益経常益は16~20億円ということ。ならば今期予想の売上285億円、営業益7%減20.2億円、経常11%減19.5億円、純益8%減10.8億円、一株純益72円の達成は確実視して良いということがいえると思います。また第2四半期の売上140億円、営業益43%減7.7億円、経常50%減7.1億円、純益67%減2.7億円、一株純益19円は上方修正することになると思います。それにすでに申し上げたと思いますがセグメント状況を見ると底堅い収益構造が確認できます。金型事業セグメント益は前期の0.8億円から0.02億円の赤字に、部品事業は前期セグメント益7億円から5.5億円に、機械器具事業は前期の1.1億円から1.4億円に拡大。車載向けが堅調であるというころです。金型は元来利益寄与が小さいからあまり問題視する必要はないものの、この部品と機械器具事業はこれからの成長分野と同社が位置付けています。前6月通期の資料をおさらいすると、今期の事業方針としての戦略事業の記述があります。①モノつくりナンバーワンを目指して(電子部品コネクタ)→スマホ、自動車用、FA機器向けに電子部品コネクタの需要が拡大して前期で120億円に迫っています。同社の微細化技術を応用して極めて競争力の高いコネクタを製造しているからです。今期は更に拡大するはずです。しかも独自性高い製品ゆえに高付加価値であるはず。利益率も高いはず。スマホ向けが回復し始める年末年始の第2四半期には電子部品コネクタは大きく回復して来るはずです。この点を考えるとやはり第2四半期の上方修正は必至。スマホ向けの回復次第では大幅な上方修正もあると思います。②モノつくりナンバーワンを目指して(機械器具)→すでに前期から成長拡大を開始。また第1四半期でも成長拡大を堅持しています。自動車関連、医療関連が大幅な拡大を開始しています。今期は会社の想定以上の売上と利益を計上できると思います。③成長分野1(部品)→ティアワン向けの車載ビジネスとして2次電池向け部品事業に参入開始。今期はまだ0.3億円の売上の予定ですが、来期から4.5億円に拡大して21年6月期に10.2億円、22年6月期に13.0億円、23年6月期以降は20億円前後の売上獲得するシナリオとなっています。同社の息の長い成長拡大を信じていて良い理由の一つ。また同社独自の微細加工技術を駆使して開発する新製品ですから競争力も高し。④成長分野2(機械器具)→医療組立事業がすでに拡大開始。カテーテル関連の組立というニッチ分野に参入して順調に拡大。今期は25億円の売上予定で25年6月期には40億円超に拡大の予定。当然利益率高し。それに一定の売上を超えると利益率が急上昇します。多分その分岐点は20~25億円と思います。医療組立事業のおかげで下期あたりに機械器具事業のセグメント益が急上昇してくれるかもしれません。⑤自社ブランド装置→LEDフィリップチップ実装機を開発して量産開始の予定です。すでに量産用の試作装置は最終段階です。この装置は、業界最速のLEDフィリップチップ実装装置で、業界初のウエハーダイレクト工法による高い信頼性を担保できる装置で、かつ業界で唯一ACP接合専用設備も併設した装置。売りだせば即爆発的に受注を獲得できると約束されたような製品です。すでに海外のディスプレイメーカー向けにチップの実装テストを開始し、ACPメーカーとミニLEDの実装テストも開始し、海外のLEDメーカーと協業で次世代バックライトユニットの実装テストも開始。年内にも量産開始の号砲を発表してくれそうです。これだけの好材料をすでに内包しながらPBR0.6倍でレシオ9倍は論外。まずは一株純資産の1100円前後を回復して当然と考えます。陽線連続を確認できれば強気買い開始の準備も同時に始めてみてください。11/17(最終四半期で連続最高益更新へ上方修正する可能性・医療器具組立新工場稼働開始・住友電装と最先端ワイヤーハーネスを開発製造量産化)11/12(減益ながらほぼ予想通りの第1四半期・概況/経営成績に関する説明&セグメント状況&感想・目標修正)9/21(電気自動車関連/EV・PHV普及活用技術展に出展)9/19(住友電装とワイヤーハーネス開発製造の合弁会社設立/同社の超微細化超精密化技術活用して次世代向けワイヤーハーネス開発するものと予想)9/6(コネクタ需要底堅し)8/29(6月通期資料/成長の軌跡&損益計算書&セグメント状況&新規事業&今期予想)8/24(微細化精密金型技術駆使したコネクタなど電気自動車などに供給拡大)8/22(大半の新株予約900~1000円/特に950円前後で転換行使)8/20(資料開示前に/前期10期ぶり最高益更新・微細化技術をコアにセグメント利益率19%高収益体質かつ高い製品競争力・キョウデン以上の高収益構造・新工場建設など設備投資拡大中・EV電池部品生産事業に参入開始)8/10(10期ぶり最高益更新の前期と保守的予想の今期・減益予想なのに成長拡大に向け力強いコメントが記載/経営成績に関する説明&セグメント状況と感想&今期の見通し・2期連続最高益更新の可能性大・目標修正)7/18(今6月期予想は)7/9(2円増配)7/5(大和投信と大和証券持ち株比率減少・ETF解約売りと推測)6/26(イリソ電子目標株価7700円・イリソ電子と同じ車載コネクタ関連)6/14(自動車向け製品の比率高く安定的成長可能なはず・19年6月期も増収増益予想発表の可能性)5/29(新株予約権転換行使終了)5/24(買い残・新株予約権行使状況・第3四半期おさらい/生産効率化と高品質化へ地道な取り組み/営業利益率約9%・セグメント状況と財務内容)5/18(新株予約権行使状況)5/14(文句なし第3四半期・上方修正を確実視・概況・セグメント状況・目標修正)4/27(新株予約権大量行使)4/25(下落時に買い残急増)4/13(成長原資確保して業績拡大期待大)4/11(エノモトやTスマートと同じく・新株予約権下限行使価格943円に向け下落・文句なしの第2四半期資料解説/損益状況・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①880~900円(週足陽転・レシオ12倍)②975~1000円(レシオ13倍強・50週線)③1100~1150円(レシオ15倍・新株予約権転換行使も含めた最多のしこり)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1150~1170円(今期純益12億円EPS83円予想しレシオ14倍)②1250円(今期純益12億円EPS83円予想し15倍)③1330円(今期純益12億円EPS83円予想し16倍)】。第2四半期以降徐々に利益回復していることを確認してから18年高値1428円以上に最大目標引き上げる予定。更に2期連続最高益更新を確信できればレシオ17~20倍評価まで最大目標引き上げて強気に再設定する方針。SP。