6467 ニチダイ(JQ) 852円 +29円

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75日線864円を抜いて引けるとボトム離脱&反転サインが点灯するはずです。明日以降日足の連続した陽線を確認して日足完全陽転877円回復の880円以上で引ければ、本格買いとともに強気買いも再開する予定で。また25週線は880円です。25週線回復して900円以上で引ければ10月高値1025円を抜き50週線1240円回復に向けて強い反転サインが点灯すると考え、900円から心おきなく強気買いに転換する方針とします。資料を解説。(1)事業紹介・・・・①ネットシェイプ事業→ネットシェイプ用の精密鍛造金型を設計製造。この製品は独自の金型技術を活かした高付加価値製品。切削や加熱をせずに一発で複雑な形状に加工できる技術。この製品の納品先は、国内の全自動車メーカーの系列企業と国内の自動車部品メーカー、海外の自動車部品メーカー。極論すれば自動車部品を作る際に同社の製品は必要不可欠な製品といえるでしょう。②アッセンブリ事業→ターボチャージャー部品の組立。同社のVGターボチャージャー部品が納入先メーカーのターボチャージャーの一部に組込み使用される。納品先は全世界の自動車メーカー。③フィルタ事業→独自の拡散接合技術を使用して複数のステンレス金網を一体構造化した積層焼結フィルターを生産。幅広い分野に納品。④印象→同社の製品は独自技術により高い競争力と高付加価値を有しており、自動車生産が拡大すれば自然発生的に業績拡大すると思います。鈴木と同じでしょう。(2)生産拠点・・・・鍛造金型製品は宇治田原工場、ターボチャージャー部品は京田辺工場、積層焼結金網フィルターも宇治田原工場。海外での販売拠点はタイと米オハイオに。またタイにはネットシェイプ事業とアッセンブリ事業の製造拠点も構築。更にタイ北部で石油掘削用フェイルターの生産も。(3)上期実績・・・・売上84億円(期初計画78億円)、営業益6.5億円(期初計画4.4億円)、経常6.6億円(期初計画4.3億円)、純益4.4億円(期初計画2.8億円)。上方修正で着地して前期比で営業益から純益まで2倍に拡大。売上も上期で過去最高を記録。(4)上期トピックス・・・・①高水準の売上と利益実現に成功。②ネットシェイプ事業、アッセンブリ事業は第1四半期と第2四半期ほぼ同じ売上で安定的に推移。フィルタ事業は特需発生。(5)ネットシェイプ事業概況・・・・①金型部門は主力ユーザー向けの売上堅調。②精密鍛造品部門は国内外の拠点すべてでスクロール鍛造品の受注が絶好調と。(6)アッセンブリ事業概況・・・・①VGターボチャージャー部品で新機種の生産開始。②新機種の変更はあってもVGターボチャージャー部品もWGターボチャージャー部品ともに前年並の売上を記録して安定的に推移。(7)フィルタ事業概況・・・・①第1四半期で電力産業向けに特需発生。②第2四半期は特需ないもののヘルスケア製品向けに受注増。(8)売上原価・・・・前第2四半期の売上総利益は14.2億円で売上に対しての総利益率は19.4%。今期は総利益17.8億円で利益率は21.2%に上昇。採算性が向上。このような時期に採算性が向上するということは立派の一語。(9)通期見込・・・・すでに上方修正発表済みで売上162億円、営業益55%増11.7億円、経常52%増11.8億円、純益51%増7.9億円、一株純益87円の予定。しかし上振れの可能性も。上期での売上総利益率を通期に当てはめると34.3億円。そこから販売管理費(予定)22.1億円を引くと12.2億円の営業益。利益率はも少し上昇すると思いますから(増収も手伝い)通期の営業益(経常も)13億円前後に再び上方修正するものと考えます。PBRは0.7倍でレシオ9.7倍。1000円以下での推移するのはどう考えても論外と思います。そう考え900円回復から心おきなく強気買い開始する予定で良いはずです。更に10月高値1025円を抜けば追撃買いする予定で良いとも考えます。10/31(上方修正済み第2四半期・通期予想達成確実視・概況/経営成績に関する説明・目標据置)10/17(第2四半期と通期を上方修正・修正の理由・目標修正)8/7(目標修正)8/2(目標修正)8/1(買い推奨開始・スタートダッシュに成功第1四半期・概況・事業別状況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1150~1200円(レシオ14倍・50週線)②1300~1350円(レシオ15倍強・一株純資産1250円超え)③1450~1500円(レシオ17倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1500円(今期純益9億円EPS100円予想しレシオ15倍)②1600円(今期純益9億円EPS100円予想しレシオ16倍)③1700円(今期純益9億円EPS100円予想しレシオ17倍)】。SP。