6616 ＴＯＲＥＸ（東１） 1419円 －24円
第2四半期の経営成績に関する説明を読むと・・・・電気機器の小型化省電力化に電源分野からの貢献を目標にして、①東京及び関西や米国Ｒ＆Ｄセンターで差別化できる高付加価値製品の開発に注力したと。②製品企画の段階から徹底的にコストにこだわり他社との競争に勝ち抜ける生産効率化に注力したと。③地域密着型の営業活動を展開したと。④解析力を活用して協力工場との関係を強化し、産業機器や車載製品の品質保証体制と認定制度を強化したと。⑤グループ収益の最大化を目標にフェニテックセミコンとのシナジーを追求したと。⑥フェニテックセミコン本社工場の第一工場への統合工事を進めて新棟竣工して製品試作を開始したと。⑦この様々な施策を通じての印象は、フェニテックセミコンダクターのの新工場の本格稼働がこれからであることを考えると、下期も好調な業績を維持していることが可能で、多少の経済環境の変動に対しても徹底したコスト意識から高い利益を稼ぎだすことが可能と判断して良いと考えます。ならば、上期の売上5％増124億円、営業益23％増13.5億円、経常57％増17.4億円、純益92％増9.6億円、一株純益89円と同程度の数字を下期も稼ぐことができると考えます。ならば通期予想の売上9％増263億円、営業益0％減22億円、経常28％増25.6億円、純益57％増14.2億円、一株純益131円は上方修正することになると予想します。一株純資産は1506円。バランスシートを見ると、主な資産項目は現金123億円、有形固定資産は59億円。主な負債項目は短期借入金等が32億円、長期借入金22億円。現金123億円に対して借金は54億円。実質無借金でキャッシュリッチですから、今後株主還元策を講じておかしくないと考えます。株価は下値は1400円前後で堅いものの、1400～1600円での持ち合いを続けて方向感の無い動きです。ゆえにここは打診買い程度。週足や日足の抵抗線の集中する1500～1600円回復から強気買いへ。まずは1550円以上で引けてから本格買い開始し、1600円以上で引け切ってから強気買いとします。11/12（文句なし第2四半期・最高益更新予想の通期を更に上方修正・概況/セグメント状況・目標修正）11/7（目標修正）11/6（第2四半期をまた上方修正・目標修正）10/5（超小型電源ＩＣの需要飛躍的に拡大可能性大）10/4（上昇続け第2四半期発表で一旦材料出尽くしで下げるシナリオも・ニュースリリース紹介）8/29（目標修正）8/21（第1四半期資料/まとめ＆業績＆業績予想・最終的に連続最高益更新の可能性・電源ＩＣの世界的な企業に変身を予想・目標修正・いちよし証券の目標株価2000円）8/17（文句なし第1四半期・第2四半期上方修正・概況・セグメント状況・目標再設定）5/15（通期予想・押し目で買い推奨予定）2/14（買い推奨再開・第3四半期・目標設定）。目標株価Ⅰ【短期目標①1700～1730円（レシオ13倍）②1800～1830円（レシオ14倍）③1950～2000円（レシオ15倍）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2000～2050円（今期純益17億円EPS157円予想しレシオ13倍）②2200円（今期純益17億円EPS157円予想しレシオ14倍・17年高値2150円更新）③2300～2350円（今期純益17億円EPS157円予想しレシオ15倍）】。ＳＰ。