6928 エノモト(東1) 1045円 -13円
昨日のような日でも下げ幅を限定的として25日線1028円前後で何とか踏ん張っています。来週以降に全体相場が底堅く推移してくれるようなら、早ければ来週にも先週高値1123円を抜くかもしれません。抜けばいよいよ25週線1125円抜けに挑戦です。9月高値は1238円。この1238円こそ最強の抵抗線と考えます。この抵抗線さえ抜くと強い反転サインが点灯しますから、その際には50週線1471円回復及び7月高値1575円抜けに向かうと考えます。出来高推移や一目表から考えても50週線はそれほど強力な抵抗線には見えないので、25週線さえ抜き切れば公募増資価格を含む最後の抵抗線レンジ1600~1800円レンジに向けて上昇開始したものと判断して良いと思います。ゆえに1250円から心おきなく強気買いへ。同社はフェローテックやメイコーと同じでまごうことなく中国関連株です。中国政府が電気自動車販売の義務化や個人消費拡大のための減税策を講じると、業績にストレートに良い影響を与えてくれるはずです。同社の強みを同社のホームページ上で紹介されているものを見ても同社が中国関連であることは一目瞭然です。強みは『中国の自社工場で金型製作からプレス~樹脂形成まで一貫生産に対応』と記述。すべての作業を中国本土で行うと言うことは、メイコーやフェローテックと同じく地元と親密な取引関係にあるために中国政府から阻害を受けるような心配もないということです。ないどころか、自動車生産活動の拡大で(特に電気自動車)、車載向けのリードフレームやコネクタ部品の受注が回復拡大する可能性が高いということです。ゆえに下方修正した通期は第3四半期以降に上方修正するものと予想します。月末の資料の開示をお待ち下さい。11/2(東証1部昇格・増配)10/30(セグメント状況紹介)10/26(無念通期を下方修正発表・健闘した第2四半期・概況・一旦弱めに目標修正)9/17(水素関連株)9/14(燃料電池用新型セパレータ実用化を待望)9/6(車載用コネクタ部品)8/30(アイフォン新機種9月に発表)8/23(一株純資産2120円でレシオ6倍だから上げ始めれば早いと考え目標据置)8/18(フィスコ社調査レポート紹介/会社の紹介&今期予想について&同社の成長性&成長のキーポイント&感想)7/28(減益着地の第1四半期・ほぼ会社の想定通り・期連れも減益の要因・概況・セグメント状況・目標据置)7/13(リードフレーム最大手三井ハイテック目標株価は買いで2600円・2000年高値4175円を目指すを予想)6/27(前期加賀電子同様に今期最高益更新で上場来高値を更新へ・通期資料/概況&経常状況概況&売上と利益推移&製品別業績概況&製品別見通し&新規事業/安定した製品受注とコスト削減努力継続で今期更に収益性向上確実視)6/21(堅実経営で100年企業へ・18期ぶりの最高益更新予想で更に省人化効率化で収益向上へ・2000年高値4175円更新へ・固定高分子形燃料電池用新型セパレータ開発して同社も完全固体燃料関連株)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1230~1250円(レシオ8倍)②1350~1400円(レシオ9倍)③1500~1600円(レシオ10倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1600~1700円(レシオ11倍・公募増資価格1753円)②1850円(レシオ12倍)③2000円(レシオ13倍)】。第3四半期以降業績回復(受注回復)確認できるようなら強気に再設定する方針。SP。同社は公募増資で手にした資金で、国内と海外(フィリピンと中国工場)での各種リードフレーム製造やコネクタ用部品製造のための最新鋭プレス機や射出成形機の導入などをすでに29年4月から始めています。そしてそれらの導入が完了するのが来年3月までの予定。すでに導入完了間近であるはずです。すると早ければ年明けにも稼働を開始するものと予想しています。稼働開始すれば生産能力の拡大とともに最新鋭システムのために生産性の向上も手にして利益が劇的に拡大するはずです。その拡大が第4四半期あたりから始まるのではと考えています。同社もダイトーケミックスも長々と行った設備投資がやっと終わりを迎え、来年から業績回復拡大を明白に開始することになると予想しています。