3321 ミタチ産業(東1) 747円 -8円

3321 ミタチ産業(東1) 747円 -8円

昨日10万株近く出来高ができました。投げ売りがあったと思います。その売りモノを吸収した一部が今日アク抜けの換金売りを行っているのだと思います。10月安値749円を割り込み741円年初来安値を付けたものの750円前後で下値は底堅いと考え打診買いしておくか、一旦強気買いしておいても良いと考えます。同社はとてもシンプルな収益構造の会社です。売上の増加がそのまま利益の増加に直結できています。第1四半期は27%の減益ですが、減益の理由は明白で前期の108億円の売上から99億円の売上に減ったからだけ。営業利益率は前期の4.2%から3.3%に低下していますが、これは数量の増加により単純に採算性が上昇しただけのこと。この景気減速のまさに真っ只中となる6~8月期を事もなげに3.3億円で通過したこと自体が立派です。それは同社の収益構造が堅牢である証拠です。更に言えば約100億円で最低でも3.3億円の営業益を稼ぎだすことができると言うことです。ならば、第2四半期売上190億円に対しての営業益は6.3億円。会社予想5億円から上方修正できることになります。また通期売上400億円に対しての営業益は13.2億円。会社予想の10.5億円からも上方修正できることになります。すると前期の最高益である営業益14億円、経常14億円、純益9.3億円に十分接近するまで上方修正する可能性が浮上していることになります。またセグメントから見ても安定した収益構造はうかがうことができます。国内事業を見ると売上64億円に対してセグメント益は3.2億円。5%のセグメント利益率は上々です。海外事業も売上34億円に対して1.5億円のセグメント利益は上々と言えます。売上さえ増加すると連続最高益更新も夢ではないということです。下期からの売上回復に期待しましょう。ちなみに第1四半期でお伝えしていますが純益だけは連続最高益を更新する可能性がありますから念頭に。ボトム離脱は838円の13週線回復となる850円から。850円前後から本格買い開始。25週線887円回復の900円から心おきなく強気買いとします。後はいつ祖の900円回復に向かってくれるか。来週以降日足の連続した陽線の立ち上がりをまず確認したいと思います。すべてはそこから。10/31(目標修正)10/10(新株予約権下限行使価格1044円回復へ・未行使新株予約権2500個25万株)9/28(減益スタート第1四半期・第2四半期は上方修正期待浮上・経営成績に関する説明及びセグメント状況・通期純益は最高益更新の可能性も・目標修正)9/26(第1四半期は上々の数字を予想)9/11(米中貿易戦争で商社は逆に活躍の場面となるかも)8/22(自動車関連売上増加一途・EMS事業拡大中・今期の営業益13~15億円を予想)7/23(通期資料/減益予想の理由無し&安定的収益性の国内事業&バランスの良い製品分野・上方修正可能性やはり大)7/18(アミューズメント関連EMS回復して秋以降上方修正の可能性を予想・目標微修正)7/16(中期経営計画の数値目標に忠実に今期予想を算定しただけ)7/6(前期文句なしで今期減益予想・概況・セグメント状況・感想・売掛金から第1四半期好スタート可能性大・一旦弱めに目標修正)7/4(野村証券は保有株7.2%&三菱UFJは保有株5.0%と大株主報告書で公表)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1000~1100円(新株予約権下限行使1044円・一株純資産1083円・レシオ10~11倍)②1200~1250円(レシオ12倍強・50週線回復)③1350~1400円(レシオ14倍・週足雲上限・月足完全陽転)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1400円(今期純益9億円強EPS115円予想しレシオ12倍強)②1500円(今期純益9億円強EPS115円予想しレシオ13倍)③1600~1650円(今期純益9億円強EPS115円予想しレシオ14倍強)】。第2四半期以降の業績回復を確認しながら徐々に18年上場来高値2195円に向けて最大目標を引き上げて行く方針。SP。