アップル 186.80ドル -5.43ドル

 アップル 186.80ドル -5.43ドル

成長が鈍化するとしてアナリスト評価が引き下げとなっているそうですが、だいたい、成長期待でアナリストが調子こいてもち上げ過ぎただけ。日本もそうですがアナリストはべらぼうな目標を打ち上げて買いあおりながら、旗色が悪くなると平気で目標を大幅に引き下げて来ます。あおられた方はたまったものではありません。アップル株をテクニカルチャートから判断し妥当な水準はどこかと考えると170ドル前後ではと考えていますから、だいたい適正は株価水準にまで下落したと認識しておいて良いと思います。それにこのアナリストですが、アップルはクラウドや音楽配信などソフトソリューションで業容の変化を評価して持ち上げながら、ハード(アイフォン)の売れ行きが鈍化するとして評価を下げています。これも理屈にあいません。ハードの売れ行きが先細りになるのはアップル自身だ誰よりも認識していること。ゆえに、課金やビッグデータなどのソフト面の強化を行いビジネスモデルをチェンジしようとしています。更に所得の低い新興国の戦略として低い価格帯のアイフォンを売出して別メニューでの販売戦略も打ち出しています。良い内容。アナリストや機関投資家が調子に乗って買い過ぎただけ評価し過ぎただけのこと。あるべき評価の株価水準に回帰したに過ぎないはずです。アップルの業績は巡航速度で緩慢にながらも最高益更新をまだまだ続けて行くものと考えます。