8275 フォーバル(東1) 981円 +10円

8275 フォーバル(東1) 981円 +10円

第2四半期は売上8%増265億円、営業益12%増13.5億円、経常11%増13.8億円、純益26%増8.9億円、一株純益35円。第2四半期予想の開示ないものの上々です。7~9月期の営業益も8億円、7.9億円と第1四半期の4~6月期から拡大。下期も四半期8億円の営業益経常を確保すると仮定すると下期の営業益経常は16億円。上期のこの数字に足すと会社の予想の売上530億円、営業益30億円、経常31億円、純益18.3億円、一株純益73円の達成は確実となります。更に下期には更に拡大となるようなら、わずかに上方修正する可能性もありとなります。それに前期は下期に利益が厚くなっています。この決算処理上の注目点から考えても、わずかに上振れて着地できるかもしれません。セグメント状況は・・・・①フォーバルビジネス→アイコンサービス順調ながら人件費の増加で増収減益。売上4%増96億円、セグメント益0%減8.6億円。ワールドHDと同じで人員増強した後に研修を行い業績寄与を始めるまでにインターバルがあるから、利益が拡大するのは少し後から。そのうち増益転換すると思います。②フォーバルテレコム→光回線やISP契約順調。売上15%増83億円、セグメント益29%増3.4億円。③モバイルショップ→引き続き苦戦。売上6%増53億円ながらセグメント益は34%減0.5億円。人件費などコスト上昇。ただ利益への悪影響は限定的。④総合環境コンサルティング→売上5%増26億円、セグメント益0.3億円(前期は0.5億円赤字)。⑤その他→売上9%増6億円、セグメント益13%減0.5億円。⑥感想→地味過ぎるきらいはあるものの、まずまず合格点。それにダイワボウやアイオーデータ、MCJと同じで、中小企業のIT関連の設備投資が回復拡大を始めた恩恵を同社も享受しているはずです。じわじわと業績拡大最高益更新が続くと予想。問題は値位置とレシオ。10月に年初来高値1116円を付け、11月に1088円を付けました。50週線前後の900~930円にもうひと押しして下値を確認するのか、再騰開始で高値更新にここから向かうか判断が不能。レシオも13.4倍で他の株と比べて割安顕著とまでは言い切れません。ゆえに方向感が定まるまで打診買い。強気買いは930~900円で行うか、25日線回復及び週足完全陽転回帰の1030円で行うかのいずれかとします。950円を割り込むと900円に向けて下げ始めると予想しています。10/23(慎重な投資スタンスに変更・目標修正)10/10(特益計上・第一工芸社の株式取得してサービス領域拡大)9/25(目標修正)8/28(光通信持ち株比率18.28%から18.77%に)8/9(スタートダッシュ成功第1四半期・概況・セグメント状況と感想・目標修正)7/14(今期増収増益で4期連続最高益更新へ・概況・セグメント状況・目標修正)3/1(中小企業のIT投資はこれから本格化・目標修正)2/21(目標修正)2/17(アセアン進出先行費用吸収して増益基調)2/16(海外進出のアドバイスサービスを紹介/国内トップクラスのネットワークやサービス提供内容を構築済み)2/14(来期純益20億円以上で一株純益80~90円になりレシオ17~20倍で1350~1800円を予想)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1150~1170円(レシオ16倍)②1240~1250円(レシオ17倍・15年高値1220円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1250円(レシオ17倍)②1320~1350円(レシオ18倍)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1000~1030円(レシオ14倍)②1100円(18年10月高値1116円・レシオ15倍)③1170~1200円(レシオ16倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1200~1250円(レシオ17倍)】とし、四半期業績拡大を確認しながら徐々に最大目標の引き上げを検討して行く方針とします。SP。この目標からも押せば強気買いの方針で。