2429 ワールドHD(東1) 2687円 +117円

2429 ワールドHD(東1) 2687円 +117円

まだまだ先は長い。いまだにど底値です。同社株に限らずですが・・・・。買い残が10~11月にかけて少し増加して17万株。いいことではありませんが過度の警戒が必要な水準ではないと思います。しかし、ここでは強気買いはおろか本格買いもまだできません。下値確認さえ終わっておらず、下値堅めに入ったかどうかもまだ判別不能。このような株が山のようにあります。ただ10月安値2480円前後で底堅いという確認は今日の動きでできたのかもしれません。とは言え下値の確認が出てたからと言って反転するわけでもないから本格買い強気買いするのは早計。あくまでボトムレンジ開始してから。ここはまだ様子見。25日線回復2800円回復からゆっくりと打診買いとします(日足の陽転でもあります)。本格買いは13週線3070円を回復してから。強気買いは週足陽転の3200円からに変更します。しかしなんやかんや言っても日足の陽線や週足の陽線を連続すること。それが第一。その連続を確認してから本格買い強気買いし始めるように。同社株に限りませんがボトムにいることが理不尽とも思えるほどの好決算でした。しかも、米中貿易戦争の影響で不透明感のある製造業株などと違い、不動産事業や安定した人材サービス事業のおかげで安定的な成長を疑う余地なしと断じることができると思うのが同社。しかも、大規模なのれん償却などの可能性もほぼゼロ。こんな申し分ない株なのにど底値のまま。どう考えても理不尽。理不尽ゆえに絶好と判断して強気買いこそが中長期投資の上では常道であるはずです。歪みの中にこそ大化けの種が眠っているはずですから。セグメント状況を・・・・①ファクトリー事業→会社予算(想定)売上340億円、セグメント益22.7億円に対し、売上358億円、セグメント益23.7億円と上振れ着地。在籍数は前期の14058名から15529名に。ざっと考えると1471名の人員増加で売上が65億円増加したことになります。これ普通に考えてもすごいこと。いかに地道に社員のスキルアップを行い単価引き上げに成功しているかの証明でもあります。②テクノ事業→会社予算売上97億円、セグメント益8.9億円に対し、110億円、9.3億円とこちらも上振れ着地。在籍数は前期の2032名から2386名に。ニーズの高い専門技術者の育成カリキュラム拡充を行い、研修生を倍増させて配属人数が拡大。時間を金で買うM&Aではなく、自前でコツコツと社員のスキルアップと単価の上昇を行い、ファクトリー事業と同様にその成果が少しずつ発露し始めているということです。またプロダクションエンジニアリングセンター(生産技術関連研修施設)を立ち上げて、社員の質の向上を評価されて受注増に至っていると。③R&D事業→会社予算売上53億円、セグメント益4.4億円に対して売上50億円、セグメント益3.8億円と未達で着地。未達の理由は大型案件が注文取消しになったから。しかし、それでも社員の高度化施策を引き続き強力に進めた結果減益に。前向きな減益。人材サービス事業は文句なし。不動産事業などに関しては次回に。今日はもう一つニュースリリースを紹介しておきましょう。①滋賀農業公園ブルーメの丘に巨大アスレチック施設を建設したと。今後集客力が上昇するでしょう。②高槻市の安満遺跡公園の指定管理受託に成功と。③DOTワールドが再生医療事業の強化拡大のために松山教授(厚生労働省の再生医療審議会の委員でもあります)とアドバイザー契約を結んだと。④米国に人材サービス事業の子会社設立したと。ざっとこのニュースリリースを読んでもたゆまず成長を続けていることは明々白々。後は日足週足の連続した陽線出現を待つだけです。11/5(文句なし第3四半期・概況/セグメント状況と感想・上方修正できるかどうか資料で精査・目標修正)10/23(現金173億円相変わらずキャッシュリッチ)10/17(札幌開催会社説明の資料の一部紹介/『規模拡大を求めたM&Aを行わず自力でここまで成長』)9/28(急激に業容拡大に成功しても巨額ののれん償却の必要は将来なし)9/12(中間株主通信/インタビュー&人材教育ビジネス&不動産ビジネス&情報通信ビジネス&その他ビジネス&感想・堅実経営で採算性重視を徹底)8/25(第2四半期資料/予算との比較・セグメント全体総評・ファクトリー事業・テクノ事業・R&D事業・不動産事業・感想・目標修正)8/6(第2四半期上方修正で着地・概況・目標据置)7/19(不動産開発の目利き良し)7/15(第1四半期資料等/サマリーorファクトリー事業orテクノ事業orR&D事業or不動産事業or第1四半期印象)6/28(大幅減益の第1四半期スタート・概況・セグメント状況と感想・目標据置)6/22(目標修正)5/9(3300円前後で強気買い方針)5/7(想定外の低調な第1四半期・概況・押し目買い)4/2(目標修正)3/27(買い推奨再開・上値は小さく・通期概況・買収戦略で業容更に拡大へ・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①3500~3600円(今期純益50億円EPS297円予想しレシオ12倍・50週線)②3850~4000円(今期純益50億円EPS297円予想しレシオ13倍強・週足最後抵抗線)③4200~4300円(今期純益50億円EPS297円予想しレシオ14倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①4300~4400円(今期純益50億円EPS297円予想しレシオ15倍)②4700~4800円(今期純益50億円EPS297円予想しレシオ16倍)】。来期の最高益更新の予想を確認し18年上場来4950円以上の目標を付与する予定。SP。