7552 ハピネット(東1) 1595円 -28円

7552 ハピネット(東1) 1595円 -28円

第2四半期は平凡でした。売上23%増1045億円、営業益9%増19.2億円、経常12%増18.5億円、純益5%増11億円、一株純益50円。それにすでに9月末に上方修正済み。同社の稼ぎ時は第3四半期です(年末年始商戦)。それに向けて第2四半期を上方修正できたことは重畳。景気が減速していたとしても、最低限今期予想の売上16%増2300億円、営業益4%増50億円、経常2%増48億円、純益20%減32億円、一株純益147円の達成は確実視しておいて良いはずですから。セグメント状況は・・・・①玩具→バンダイ関連商品など概ね横ばいの売上。利益面ではオリジナル玩具の評価損を計上して減益。売上1%増317億円、セグメント益9%減8億円。②映像音楽関連→星光堂の買収で増収増益。またその星光堂も業務改善が進んでいると。売上2.2倍の428億円、セグメント益2.4倍の7.5億円。③ビデオゲーム→大きなヒットがなく売上19%減201億円、セグメント益47%減2.1億円。④アミューズメント→カードゲームやカプセル玩具の売上安定的に推移。売上0%増98億円、セグメント益0%増7.6億円。⑤感想→立派。本来最も利益貢献してもおかしくないビデオゲーム事業は大幅減益。この中で増益を確保したことは重畳です。ビデオゲームは年末年始で売上利益を伸ばすはずですから、第3四半期においてビデオゲームの利益回復を確認できるようなら3月通期は上方修正期待が浮上するかもしれません。その点においてもこのセグメント内容は満点ではないものの十分に合格点です。一株純資産は1670円。下値は1550~1600円と考え一旦は強気買いとします。本格買い強気買いは50週線回復の1700円回復から開始とし、週足完全陽転の1800円から心おきなく強気買いとします。10/13(ブロッコリー好決算発表)10/9(ニュースリリース)10/4(ニュースリリース・ニンテンドースイッチ新製品来年発売予定)9/28(第2四半期上方修正発表・材料出尽くしで下げる可能性も・目標修正)9/27(任天堂とソニープレステ)9/20(目標修正)9/4(ニュースリリースとIRイベント参加)8/31(バンダイナムコが『エアロノヴァ』発売)8/20(ニュースリリース/リアルタイムダンジョンRPGゲーム全世界配信)8/11(目標修正)8/9(文句なしの第1四半期・第2四半期及び通期上方修正期待が浮上・概況・セグメントと感想・目標修正)7/31(利益の集中は第3四半期に期待大)7/14(持ち分子会社ブロッコリー好決算発表)7/12(東海東京証券が強気継続で目標株価2750円に引き上げ)6/27(PBRは0.9倍でレシオ9.4倍・フィスコ社のレポート/要約&事業の立ち位置と感想/国内で圧倒的市場シェア複数)6/18(ニンテンドースイッチゲームソフト投入秋以降・パッケージ売りで下げたと予想・ニュースリリース紹介)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2150~2200円(レシオ15倍)②2350円(レシオ16倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2350~2400円(今期EPS160円予想しレシオ15倍・14年高値2371円更新)②2550~2600円(今期純益35億EPS160円予想しレシオ16倍・東海東京証券目標株価2750円)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1750~1800円(レシオ12倍・週足完全陽転)②1950円(レシオ13倍・最後の抵抗線)③2100~2200円(レシオ14倍強・18年高値2210円・17年高値2234円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2200~2250円(今期純益35億円EPS160円予想しレシオ14倍)②2400円(今期純益35億円EPS160円予想しレシオ15倍・14年高値2371円)】とし、第3四半期以降業績好調を確認してから少し強気に再設定することにします。SP。