6101 ツガミ(東1) 942円 -105円
昨日、最高益更新予想をさらに上乗せする上方修正を発表しながら大幅安。決算なんて関係ないんですね。しかもまた自社株買いを昨日発表しているのに。どうしようもない相場。まともな投資家がいかに少ないか、この下げからも顕著です。いつまでも指数買い先物買いばかりやっているからこんな相場になってしまったのでしょう。愚痴をいっても仕方がありません。日本に限らず全世界の市場がこのありさまのようですから。第2四半期は売上28%増351億円、営業益64%増55.1億円、経常84%増54.8億円、純益34%増30.9億円、一株純益58円。文句なし。これを受けて3月通期予想を上方修正しました。最高益更新予想をさらに上積みして、売上615→631億円(前期575億円)、営業益80→89億円(前期69億円)、経常78→88億円(前期65億円)、純益43→49億円(前期41億円)、一株純益81円→92円に修正。この上方修正にはこう注釈がついています。上期は好調ながら足元は中国市場がやや調整中なので下期の予想は期初のままにすると。つまり、上期の上方修正分を足しただけということ。もし下期も想定以上に順調なら上方修正するということ。昨日の鈴木やエノモトなどでコメントしている通り、年明け以降中国市場も回復すると思いますから、第3四半期では無理でも最終四半期の通期の発表時に再度上方修正するものと考えます。配当は18円予定。売掛金も期末の140億円から160億円に増加して着地。セグメント状況は・・・・①日本→売上140億円、セグメント益9.4億円。②中国→売上191億円、セグメント益46.7億円。③インド→売り上げ13億円、セグメント益1.1億円。④韓国→売上5億円、セグメント益0.4億円。中国は大規模減税などを相次いで表明して景気の下支えに躍起になっています。その効果が年末年始には出始めてくるはずです。来年からの相場をけん引するのは、同社やフェローテックやメイコーなどの中国関連株となると予想しています。10月年初来安値891円に対して二番底確認と考え900円接近を一旦強気買いとします。25週線1057円回復してから心おきなく強気買いに転換とします。10/15(第2四半期上方修正)8/24(中国市場から安定した受注継続の可能性大)7/30(文句なしの第1四半期・概況・地域別セグメント状況・目標据置)7/11(日本工作機械工業会発表6月工作機械受注速報11.4%増と高水準維持・自社株買い・資料/売上損益&売上内訳&今期予想)6/15(買い推奨開始・世界トップの高精度と高速、高剛性を有した自動旋盤企業・文句なし通期・4期ぶり最高益更新の予定・セグメント状況・目標設定・岩井コスモ目標株価1400円)。目標株価Ⅰ【短期目標①1200~1250円(レシオ15倍)②1350~1400円(レシオ17倍・25週線回復)③1500円(レシオ18倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1500~1550円(レシオ19倍)②1650円(レシオ20倍)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1100円(レシオ12倍)②1200~1250円(レシオ13倍強・50週線)③1370~1400円(レシオ15倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1400~1430円(レシオ15倍強)②1550~1570円(レシオ17倍)】とします。通期の上方修正や来期の増収増益を確信すれば18年高値1834円に向けて最大目標の引き上げを行いたいと思います。SP。