6616 TOREX(東1) 1588円 +24円
第2四半期はすでに上方修正済み。売上5%増124億円、営業益23%増13.5億円、経常57%増17.4億円、純益92%増9.6億円、一株純益89円。当然ながら文句なし。本日、第2四半期発表と合わせて、最高益更新予想の3月通期予想をさらに上方修正しました。売上263億円そのままに(前期239億円)、営業益20→22億円(前期22億円)、経常22.3→25.6億円(前期19.9億円)、純益12.9→14.2億円(前期9.0億円)、一株純益119円→131円に修正。修正の理由は、電源ICの販売と子会社フェニテックセミコンのディスクリート販売が好調で、生産性向上で経費削減に成功したからと。ところで、第1四半期は売上62億円、営業益6.7億円、経常9.2億円。第1四半期の営業利益率は10.8%、経常利益率は14.8%です。第2四半期累計でも営業利益率は10.8%で、経常利益率は13.9%。すると多分通期も営業利益率10~10.8%で、経常利益率は13~14%を維持すると考えて良いと思います。ならば、営業益は26~27億円、経常は34~35億円程度に拡大するかもしれません。経常の34億円は無理かもしれませんが30億円前後で着地すると考えます。つまり再度上方修正する可能性が大ということになります。セグメント状況をざっと・・・・①日本→産業機器向け車載向けに売上好調。売上7%増88億円。②アジア→産業機器やPC向けに拡大したもののデジタル家電向けに減少して売上0%減28億円と前期並みに。③欧州→医療機器向けは増加し産業機器向けは減少。売上1%減4億円。④北米→売上12%増3億円。⑤感想→半導体関連なのに同社が好調な理由は多分このセグメントにあると思います。つまり、同社の電源ICなどの半導体関連製品の納品先は日本国内に集中しているから。その分、海外市場の不透明感の影響を受けず国内の安定した設備投資関連向けに安定した需要を確保できたのだと思います。今この数字ならじわじわと業績拡大はまだ続くと考えます。配当は38円予定。一株純資産は1506円。方向感がつかめないからまず打診買い。先週高値1601円を抜くようならこのまま18年高値1790円更新し17年高値2150円に向かうと考え心おきなく強気買いへ。押せば押したで週足移動平均線集中する1550~1500円ないし1500円前後で強気買いとします。11/7(目標修正)11/6(第2四半期をまた上方修正・目標修正)10/5(超小型電源ICの需要飛躍的に拡大可能性大)10/4(上昇続け第2四半期発表で一旦材料出尽くしで下げるシナリオも・ニュースリリース紹介)8/29(目標修正)8/21(第1四半期資料/まとめ&業績&業績予想・最終的に連続最高益更新の可能性・電源ICの世界的な企業に変身を予想・目標修正・いちよし証券の目標株価2000円)8/17(文句なし第1四半期・第2四半期上方修正・概況・セグメント状況・目標再設定)5/15(通期予想・押し目で買い推奨予定)2/14(買い推奨再開・第3四半期・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1650円(レシオ14倍)②1750~1780円(レシオ15倍)③1900~2000円(レシオ16倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2000円(今期純益17億円EPS156円予想しレシオ13倍)②2150~2200円(17億円EPS156円予想しレシオ14倍)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1700~1730円(レシオ13倍)②1800~1830円(レシオ14倍)③1950~2000円(レシオ15倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2000~2050円(今期純益17億円EPS157円予想しレシオ13倍)②2200円(今期純益17億円EPS157円予想しレシオ14倍・17年高値2150円更新)③2300~2350円(今期純益17億円EPS157円予想しレシオ15倍)】とします。SP。