9957 バイテックH(東1) 2554円 +325円

9957 バイテックH(東1) 2554円 +325円

昨日、統合するUKCHD(3156)とともに決算を発表して、ともに急騰。UKCHDも330円高の2570円。1:1で統合するから揃い踏みで上昇して当然とは言え、それを可能にするほど順調な決算だったことになります。バイテックHの第2四半期は売上4%増935億円、営業益13%増22億円、経常16%減14.2億円、純益18%減9.8億円、一株純益69円。通期予想のそれぞれ、2100億円、41億円、30億円、20億円、140円に対して進捗十分。UKCHDの第2四半期は売上35%減1042億円、営業益9%減24億円、経常0%増25.4億円、純益39%増19.9億円、一株純益126円。通期予想のそれぞれ、2200億円、45億円、40億円、28億円、178円に対して進捗十分。この2社の決算は単独では合格点でも今日これほど急騰する理由にはならなかったはずです。あくまで2社が統合するから急騰。しかも、昨日統合効果と株主還元方針を発表しました。これが株価の急騰の真の理由でしょう。詳細は決算とともに後日ゆっくりと詳細解説しますが、統合効果の数値目標として2022年3月期売上1000億円、営業益50億円と発表。両社を統合して上に売上1000億円と営業益50億円を上乗せするとのこと。今期で言えば売上は5300億円、営業益は136億円を目指すということになります。株主還元策は更に大胆で、統合会社の純益の50%以上を配当及び自己株取得により株主還元すると発表。これならS高してもおかしくなかったはずです。儲けの半分を株主還元するというのですから。いずれにしてもこのまま静かに上げを続けると考え、這うように静かに強気買い継続とします。年初来高値2723円を更新して、そのまま2763円(93年)上場来も更新することでしょう。統合前に。詳細解説コメントは来週以降にゆっくりと掲載します。9/25(目標修正)9/18(目標修正)9/17(UKCHDと経営統合発表・UKCHD上方修正発表で連動高)9/11(買い推奨再開・費用先行で減益の第2四半期・概況とセグメント状況と感想・目標再設定)4/5(2700~2800円で売り場探し・目標修正)4/2(慎重な投資スタンスに転換は2500円接近からに訂正・目標修正)3/30(慎重な投資スタンスはレシオ18倍超え・目標修正)3/15(目標修正)3/12(強気買い開始)3/3(成長事業の植物工場の大展開を図る成長戦略に関して紹介)2/27(目標修正)2/26(国内最大の野菜工場建設・第3四半期・概況・セグメント状況・目標再設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①2800~2850円(UKCHDEPS178円のレシオ16倍)②3000円(UKCHDEPS178円のレシオ17倍)③3200円(UKCHDEPS178円のレシオ18倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3200~3500円(UKCHDEPS178円のレシオ20倍)】はこのまま据え置きとし、引き続き両社統合した後に再設定します。SP。