6899 ASTI(東2) 1815円 -18円

6899 ASTI(東2) 1815円 -18円

ここにもエノモトやTスマートのような会社が。第1四半期は営業益34%減2.6億円、経常35%減2.5億円、純益31%減1.8億円のスタートだったので、仮に業績回復するとしても下期以降か来期からと考えていました。ですから第2四半期には全く期待していなかったものの、車載用ワイヤーハーネスなどが好調で、意外にもこの第2四半期でほぼⅤ字回復に成功し、その第2四半期を上方修正しました。上方修正したその第2四半期は売上0%増232億円、営業益16%減7.3億円、経常14%減7.4億円、純益11%減5.3億円、一株純益169円。第2四半期期間7~9月期だけを前期と比較すると、前期の7~9月期営業益は4.8億円で、今7~9月期は4.7億円。7~9月期でほぼ前期並みに回復を完了しました。これを受けて3月通期の上方修正も発表。売上450→470億円(前期476億円)、営業益13→16億円(前期17.9億円)、経常13.5→16.0億円(前期18.4億円)、純益10→12億円(前期13.9億円)、一株純益313円→379円に修正。文句なし。第3四半期を前期比10%以下の減益で着地できるなら、3月通期は前期比並に再度上方修正するものと予想します。そしてその可能性を大と予想します。セグメント状況・・・・①車載電装品→売上161億円、セグメント益4.8億円。②ホームエレクトロニクス→売上50億円、セグメント益1.4億円。③通信制御機器→売上20億円、セグメント益1.1億円。前期のそれぞれのセグメント益は、5.8億円・1.4億円・1.6億円ですから、意外に底堅く第2四半期着地できたことになります。上々です。一株純資産は4850円。エノモト並の低PBR。株価は私でさえも第2四半期は全くダメと思っていたのですから、先週の年初来安値1781円前後で張り付いたままの状態。この第2四半期はサプライズと考え、明日は新規もナンピンも一旦強気買いとします。25週線2324円回復の2350円以上で引ければ、心おきなく強気買い開始とします。目標は再設定し、目標株価Ⅰ【短期目標①2650~2700円(レシオ7倍)②3000~3100円(レシオ8倍)③3450~3500円(レシオ9倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3500円(今期純益14億円EPS438円予想しレシオ8倍)②3950~4000円(今期純益14億円EPS438円予想しレシオ9倍強)③4300~4400円(今期純益14億円EPS438円予想しレシオ10倍)】とします。来期増収増益で前期の最高益更新するようなら、最大目標を17年高値5550円に引き上げる方針とします。SP。エノモト同様にここは天与と考えます。詳細はまた来週以降にゆっくりとコメントします。