6855 日本電子材料(東1) 880円 +86円
米中貿易戦争の影響や国内景気減速の影響など皆無の決算を発表。第2四半期は大幅な上方修正で着地しました。売上69→74億円(前期64億円)、営業益2.3→6.8億円(前期0.6億円赤字)、経常2.0→7.8億円(前期0.4億円赤字)、純益2.0→7.7億円(前期0.1億円赤字)、一株純益18円→73円。好調の理由をNAND型フラッシュメモリ向け製品が引き続き好調で、高付加価値製品のプロダクトミックスは第2四半期減速はしたものの、総じて好調を維持できたからと。また通期に関してはメモリICの価格下落や半導体メーカーの設備投資抑制がみられるために、慎重を期してこのまま据え置くとコメント。その通期予想は売上5%増152億円、営業益80%増9.3億円、経常97%増9.0億円、純益2.8倍の8.7億円、一株純益82円。しかし、売上を大幅に下方修正するような感じもしないから、第3四半期時点で多少なりとも通期を上方修正するものと想定しておいて良いはずです。ならば、前期と同じ10円配当は増配となるでしょう。一株純資産は1050円。今日の陽線で日足のすべての抵抗線を払い終えました。また週足も今日で完全陽転。乱高下しながらもこのまま今日の高値919円を抜き、そのまま18年高値1088円を更新すると考え、値ブレに注意してこのまま強気買いとします。8/23(いちよし証券目標値1270円・プローブカード市場国内トップ&世界シェア第2位)8/7(ほぼサプライズ近い第1四半期・概況/経営成績に関する説明・上方修正期待強く浮上・目標修正)5/21(目標修正・1150~1250円突入で慎重な投資姿勢に)5/16(いちよし証券目標株価1150円)5/14(目標修正)5/12(買い推奨開始・サプライズ連発の前期と今期予想・概況・セグメント状況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1130~1150円(レシオ14倍)②1230円(レシオ15倍)③1320~1350円(レシオ16倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1350円~1400円(今期純益10億円EPS95円予想しレシオ15倍)②1500~1530円(今期純益10億円EPS95円予想しレシオ16倍)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1050~1100円(一株純資産・レシオ13倍・18年高値1088円)②1200~1230円(レシオ15倍)③1300~1350円(レシオ16倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1350~1370円(今期純益12億円EPS113円予想しレシオ12倍)②1450~1500円(今期純益12億円EPS113円予想しレシオ13倍)】とします。来期の増収増益を確認できれば強気に再設定するようにします。SP。