6927 ヘリオスTH(東1) 795円 +6円
詳細は決算発表のピークを終えてからゆっくりと。第2四半期と3月通期を上方修正しました。第2四半期は売上127→124億円(前期113億円)、営業益9.0→15.7億円(前期17億円)、経常9.0→15.7億円(前期16.5億円)、純益6.0→11.1億円(前期11.8億円)、一株純益33円→61円に修正しました。まだ増益転換はできません。しかし大幅減益だった今期予想の減益幅を徐々に縮めています。本日は通期も上方修正。売上246→243億円(前期234億円)、営業益19→23億円(前期30.3億円)、経常19→23億円(前期29.8億円)、純益14→16.3億円(前期21.6億円)、一株純益77円→90円に修正しました。まだ減益の予想のままです。しかし、上期を見ると、第1四半期の営業益及び経常は6.2億円、第2四半期期間7~9月期の営業益及び経常は9.5億円でした。3か月で約10億円近くの営業益及び経常を稼ぎ出すことができるまでに回復しているということです。確かに前期の第2四半期期間は19億円と膨大な利益でしたが、それは大型案件の計上という特殊性のもの。安定度から考えると今期の方が上です。大型案件の計上がなくても安定的に3か月で6~10億円を稼ぐことができていると言うことになります。ならば、下期の営業益及び経常は、上期と同じ15億円前後から12億円か、あるいは好調となり15億円~20億円レンジを稼ぐことができるかのいずれかと予想します。つまり、3月通期は更に上方修正して、前期並みに近い30億円接近した営業益及び経常で着地できるのではと考えます。ただし注意する点も。製造装置事業の受注残高です。前期の第2四半期時点での受注残は119億円。今期は57億円と半分です。第1四半期での受注残も79億円で、受注残は減少を続けています。この受注残が増加に転じることが重要です。今後に期待したいと思います。受注残には注意が必要ですが、上方修正したので一旦は強気買いとします。明日はこのまま強気買い。830円の日足陽転に成功すれば、そのまま完全に強気買いとします。9/13(目標修正)9/11(フェニックス電機が新たなLED素子開発)8/22(フィスコ社調査レポートに関して・来期最高益挑戦の可能性)8/6(第1四半期セグメント状況と感想)8/3(スタートダッシュ成功第1四半期・概況・上方修正期待が浮上・目標据置)5/9(文句なし前期・大幅減益予想今期・買い見送り・第1 四半期で買い場探し再考・買い場は750±20円を想定・目標修正)4/17(1000円から完全に強気買い・強気の今期予想発表の可能性大・第2四半期資料の子会社等の事業戦略とその推移)4/9(買い推奨再開・文句なしの第3四半期・経営成績に関する説明/セグメント状況・通期予想は少し注意・目標再設定)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1100~1150円(レシオ15倍)②1230~1250円(レシオ16倍・年初来高値1245円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1250~1300円(レシオ17倍)】は受注残に気にして修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①900~920円(レシオ10倍強)②990~1000円(レシオ11倍)③1080~1100円(レシオ12倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1100円(レシオ12倍強)②1170~1200円(レシオ13倍)】とします。資料などを確認して目標は再設定したいと思います(今後の受注状況を予測し直してから)。SP。