6727 ワコム(東1) 571円 +44円

6727 ワコム(東1) 571円 +44円

240万株の大商いで本日一気に日足のすべての抵抗線を払い終えました。また50週線557円を回復して強い上げサイン点灯。昨日発表の第2四半期はすでに上方修正済み。売上13%増462億円、営業益82%増27.3億円、経常77%増29.1億円、純益18%増19.7億円、一株純益12円で着地。文句なし。通期予想は売上8%増890億円、営業益13%増40億円、経常9%増39.2億円、純益26%増29.8億円、一株純益18円。なれど、どう見ても上方修正する可能性が大です。Tスマートと理屈は同じです。製品の利益率が上昇して、営業利益率や経常利益率、純益利益率が上昇しているはず。第2四半期時点の営業利益率は約5.8%、経常利益率は6.2%、純益利益率は4.1%です。これを通期に当てはめると、営業益は51億円、経常は55億円、純益36億円となります。少なくとも営業益経常益は50億円前後に上方修正するものと予想します。また純益も35億円前後に上方修正するものと考えます。経営成績に関する説明を読むと・・・・中期経営計画「ワコム チャプター2」を策定し、テクノロジーカンパニーとしてペンやインクのデジタル技術分野で主導権を確保しつつ持続的成長を目指して来たと。この第2四半期ではIoTや仮想現実(VR)や複合現実(MR)、3Dプリンティング、AI、セキュリティなどの成長分野で事業モデルを進化させる戦略地むを結成して全社で取り組んでいると。ブランド製品事業は、クリエイティブビジネス分野でペンタブレット製品の中低価格モデルの浸透が進まず、モバイル向けも製品サイクルの後期のために売上は減少。テクノロジーソリューション事業はデジタルペン技術の業界標準化を推進するとともに、タブレット&ノートPC市場での利用拡大や教育分野での活用などに取り組んだとのこと。その結果、ソリューション事業は大幅に前期を上回り絶好調。セグメント状況は・・・・①ブランド製品事業→売上7%減206億円、セグメント益26%減18.8億円。②テクノロジーソリューション事業→売上256億円43%増、セグメント益40%増49.5億円。③感想→セグメント内容は文句なしの合格点。資料等の詳細解説はまた後日ゆっくと。少し飛び過ぎの感はあるので心もち強気買い。今日の高値(今は587円)を明日以降抜けば心おきなく強気買いに転換とします。10/20(買い推奨開始・中期経営数値目標達成を確実と判断・第2四半期上方修正・通期も売上のみ上方修正・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①590~600円(今期純益35億円EPS22円予想しレシオ27倍)②650~660円(今期純益35億円EPS22円予想しレシオ30倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①660円(来期純益45億円EPS28円予想しレシオ24倍)②700円(来期純益45億円EPS28円予想しレシオ25倍)③750~760円(来期純益45億円EPS28円予想しレシオ27倍)】は短期目標①を視野にしてもいるので修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①600~620円(今期純益37億円で自社株買いなどでEPS23円予想しレシオ27倍)②680~700円(今期純益37億円で自社株買いなどでEPS23円予想しレシオ30倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①700円(来期純益45億円EPS28円予想しレシオ25倍)②750~760円(来期純益45億円EPS28円予想しレシオ27倍)③830~840円(来期純益45億円EPS28円予想しレシオ30倍)】とします。SP。