6440 JUKI(東1) 1334円 -43円

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第3四半期は売上10%増817億円、営業益11%増62.2億円、経常3%増56億円、純益3%減36.4億円、一株純益124円で着地しました。これを受けて12月通期を上方修正しました。売上1040→1100億円(前期1036億円)、営業益55→76億円(前期81億円)、経常50→71億円(前期78億円)、純益35→47億円(前期56億円)、一株純益119円→160円に修正。まだ前期比で減益のままではあるものの上々です。しかも、この7~9月の第3四半期期間は営業益25.7億円でした。前期の7~9月期は19.6億円。四半期比較なら前期比増益に転換しています。すると12月通期は、再度通期で上方修正して前期比並か、わずかに増益転換となるかに上方修正するのではと予想します。第3四半期期間の売上は285億円です。最終四半期10~12月期の売上は283億円。ならば10~12月でも7~8月期と同じ25億円程度の営業益を積み上げることができると考えます。すると通期営業益は87億円となり前期の81億円から増益転換することできます。いずれにしても、再度の上方修正期待が浮上していると考えておいて良いでしょう。一株純資産は1180円。セグメント状況は・・・・①縫製機器&システム事業→中国でハイエンド分野好調。アジアのミドルマーケットでも売上増。売上8%増537億円、セグメント益10%減の36.7億円。減益の理由は、アジアのミドルマーケット攻略のための先行投資を行ったからとのこと。今のところ、米中貿易戦争の影響は無し。無いというより、米中貿易戦争関連の記述さえ会社コメントに無し。あまり会社は気にしていないようです。②産業機器&システム事業→中国やアジアでの設備投資旺盛で、新型マウンタやスマートファクトリーの省力化装置の売上好調と。受託加工も好調。一部生産遅延はあったものの、総じて好調で、売上13%増277億円、セグメント益47%増27.1億円。ここにも米中貿易戦争の影響もなし。また記述さえなし。会社は強気の模様です。やはり通期は再度上方修正するものと考えておいて良いでしょう。下値の堅いからこのまま強気買いとします。50週線1460円を回復して引ければ、心おきなく強気買いに。這うように短い週足陽線を連続させながら週足最後抵抗線1600~1800円レンジに向かうと予想します。9/28(目標修正)9/11(縫製会社中国から生産移管で特需も)8/30(第2四半期資料/上期業績推移・セグメント・縫製システム・産業機器システム・今期予想)8/7(文句なし第2四半期・上方修正で着地・概況・セグメント状況と感想・目標修正)4/17(第1四半期は減益でも上方修正期待があれば)4/5(12月通期の資料/業績推移・セグメント状況・今期予想・目標修正)3/28(買い推奨開始・文句なし前期12月通期に対し大幅減益の今期予想・上方修正を予想・10%減益想定で目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1530~1550円(50週線回復・レシオ13倍)②1650~1700円(レシオ14倍)③1800円(レシオ15倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1800円(今期純益45億円EPS150円予想しレシオ12倍・最後の抵抗線)②1950円(今期純益45億円EPS150円予想しレシオ13倍)③2100円(今期純益45億円EPS150円予想しレシオ14倍)】は、私の予想EPS150円を超過する160円に上方修正したので修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1550~1600円(レシオ10倍)②1700~1750円(レシオ11倍)③1900~2000円(レシオ12倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2000~2100円(今期純益52億円EPS177円予想しレシオ12倍)②2300円(今期純益52億円EPS177円予想しレシオ13倍)】とします。SP。