6246 Tスマート(東2) 855円 +18円
第2四半期を上方修正しました。TOWAやアピックヤマダの例があるので、同社の製品の受注がどうなっているのか不透明なために警戒していました。しかも第1四半期は赤字のスタート。最悪、第2四半期と通期を下方修正するのかと心配していました。しかし、その逆で着地。第2四半期を売上90→86億円(前期83億円)、営業益8.0→10.6億円(前期10.5億円)、経常8.2→10.7億円(前期10.8億円)、純益5.6→7.3億円(前期7.3億円)、一株純益48円→59円に修正しました。前期比並に上方修正ですが文句なしです。一つは高い営業利益率(経常利益率)です。営業利益率及び経常利益率は12.4%。しかも純益利益率も8.5%と文句なしの高収益。更には第2四半期は営業益2.1億円赤字、経常2.0億円赤字、純益1.4億円赤字と赤字のスタート。このⅤ字回復の挽回で、3月通期予想売上26%増180億円、営業益42%増18億円、経常42%増18.2億円、純益34%増12億円、一株純益96円の達成を確実視して良いことが明白になったと考えます。それどころか、第2四半期時点の経常利益率12.4%と純益利益率8.5%を通期に適用すると、通期営業益及び経常は22億円、純益15億円に上方修正する可能性が浮上したことになります。文句なし。それどころか、意表を突いたサプライズ決算と判断して、明日は上げても下げても強気買いとします。S高しても本当ならおかしくない上方修正発表だったと考えます。明日の市場の反応を確認して再度方向を予想してコメントします。10/5(有機ELが静かに普及を始めた可能性)8/27(新株予約権大量行使1200円台から飛ぶを予想)8/17(半導体製造装置関連株レーティング引き上げの動きあり)8/11(赤字の第1四半期・143億円と高水準の受注残高から第2及び通期予想の修正なし・赤字着地の理由を解説・期ずれ発生で第1四半期赤字・目標修正)7/19(ニッカトー同様に同社も固定燃料電池関連)7/9(目標修正)7/5(蓄電池ビジネス活況は追い風)6/20(官民一体で固体燃料電池実用化へ・同社は燃料電池関連株)6/13(フェローテックのように転換行使完了後株価約2倍にも・車載用リチウムイオン二次電池関連)5/22(決算短信解説/業界の概況&売上損益の概況&受注の概況&研究開発活動&感想)5/18(新株予約権行使状況・6月から上げ始めると予想)5/11(上々通期・サプライズ今期予想・概況・高水準受注残・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1250~1300円(25週線回復・レシオ13倍)②1350~1370円(レシオ14倍)③1500円(レシオ15倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1500~1550円(レシオ16倍)②1650~1700円(レシオ17倍強)③1800~1850円(レシオ18~19倍・1月年初来高値1893円)】はこのまま据え置きとし、第2四半期の内容などを確認して再設定することにします。また引き続き業績拡大を確信すれば昨年高値2095円や上場来高値2610円(06年)に向け最大目標を引き上げる始める予定でいます。SP。ちなみにテクニカルは、13週線900円以上で引ければボトム離脱サイン点灯し25週線1050円回復に。1050円以上で引け切れば強い反転サインが点灯して50週線回復の1250~1400円に水準訂正するはずです。