8101 クレオス(東1) 1373円 +25円

8101 クレオス(東1) 1373円 +25円

第2四半期は上々で着地しました。売上5%増688億円、営業益30%増9.9億円、経常31%増10.4億円、純益51%増7.3億円、一株純益114円で着地。第1四半期の増益幅から拡大しています。文句なし。この着地で完全に3月通期予想の上方修正期待が強く浮上しました。通期予想は売上1300億円、営業益4%減15億円、経常0%減15億円、純益9%増10億円、一株純益155円。同社は別に決算処理上の季節性があり、上期に利益が偏重するわけでもありません。これまで概ね上期の2倍で通期を着地していますから、今通期営業益20億円、経常20億円、純益14億円と考えておいて良いはずです。文句なし。配当は40円の予定ですが、上方修正すれば当然更に増配となります。一株純資産は2970円(約3000円)。セグメント状況は・・・・①繊維→機能性原糸などが海外で販売増。米国目鵜の生地やニット製品の販売増。アウター製品OEMも好調。売上26億円増の539億円、営業益1.5億円増の6.1億円。②工業製品→欧米アジア向けに塗料原料や中国製半導体基板の販売好調。化粧原料や化学品も好調。売上9億円増の149億円、営業益0.5億円増の5.9億円。③感想→悪い言い方をすれば地味。良い言い方をすれば極めて堅実かつ安定的セグメント内容。地味でもあっても文句なしに合格点。この堅実さゆえに安定的に下期も利益を獲得できると言うことです。ど底値だからまずは打診買い。13週線1430円回復の1450円以上で引けてからゆっくり本格買い開始。25週線1499円回復の1500円以上で引ければ、新規もナンピン強気買い再開とします。次で50週線1582円回復の1600円で引ければ年初来高値1965円及び17年高値2271円に向けて上げ本番入りすると考えます。8/25(上々の第1四半期・概況とセグメント・通期上方修正期待がわずかに浮上・目標据置)7/3(トピックス)6/7(文句なし前期と保守的今期減益予想・概況・セグメント状況・目標修正)3/5(PBRは0.6倍で潜在的レシオは12倍程度)2/8(カーボンナノチューブの「カルベール」で今後意外な材料発表も)2/3(文句なし第3四半期・概況・セグメント状況・目標修正)1/26(ダイニックと同じで順調に業態転換成功)11/17(海外事業順調拡大・半導体関連でも・通期上方修正確実視)11/7(強気推奨開始・文句なし第2四半期・概況・セグメント状況・バランスシート・繊維関連企業から変身・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1850~1900円(レシオ12倍)②2000~2050円(レシオ13倍)③2150~2200円(レシオ14倍・17年高値2270円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2200~2300円(レシオ15倍・17年高値2270円更新)】は少し強気に修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1550~1600円(レシオ10倍・50週線)②1750~1850円(レシオ12倍)③2000~2050円(レシオ13倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2050~2150円(今期純益14億円EPS215円予想しレシオ10倍)②2300~2350円(今期純益14億円EPS215円予想しレシオ11倍・17年高値2271円更新)③2550~2600円(今期純益14億円EPS215円予想しレシオ12倍)】とします。SP。