6804 ホシデン(東1) 1101円 +60円

6804 ホシデン(東1) 1101円 +60円

第2四半期は上方修正して着地しました。売上1470→1359億円(前期1409億円)、営業益44→57億円(前期59億円)、経常44→91億円(前期66億円)、純益33→69億円(前期58億円)、一株純益55円→117円に修正。経常の激増は為替差益を計上したため。特殊要因の一時的なものではあれ、一応経常以下は増益に転換し、営業益も前期にあと2億円と迫る上方修正をしたので、週明けは強気で買い場探しで良いと考えます。ちなみに、この上方修正で3月通期は上方修正するものと考えて良いはずです。通期予想は売上3100億円、営業益23%減100億円、経常5%減100億円、純益26%減75億円、一株純益126円。もし営業益が100億円に届かないというなら上方修正することはないものの、第2四半期で下方修正の発表もせず、営業益は会社予想の100億円を達成確実か、わずかに上振れるかのいずれの状況。ならば、すでに通期予想に肉薄している経常と純益、一株純益は大幅に上方修正するは必至と考えておいて良いはずです。また売掛金も期末の304億円から408億円に拡大。第1四半期の341億円からも拡大。セグメントの状態は、アミューズメント向けは堅調で、移動体通信(スマホ)向けは大きくブレーキで、自動車向けは低調とのこと。スマホ関連のⅤ字回復はまだ期待できないものの、アミューズメント(ゲーム機)や自動車向けは底堅く推移すると思うので、下期も底堅い数字で通過できると予想します。一株純資産は1550円。この一株純資産に向けて上昇できると考えます。ちなみに、財務を見ると、資産項目は現金が383億円、株券(流動と固定合わせて)76億円、有形固定資産143億円。主な負債項目は短期借入金の37億円だけ(他には新株予約権の100億円ありますが)。まさにキャッシュリッチ。まだまだ株主還元策を講じることができます。やはり1500円へ。押せば押したで1050~1000円で強気買い。強がるようならそのまま強気買い。50週線1283円を回復し終えれば、まず1500円前後に一段高と考え追撃買いの方針で。8/20(6月にみずほ証券目標引き下げ2100円から1000円にしかし)8/11(買い推奨開始・文句なしの第1四半期・概況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1250~1300円(レシオ10倍・5月のマド埋め・25週線回復・週足陽転)②1450~1500円(レシオ12倍・50週線回復)③1650~1700円(レシオ13倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1700円(今期純益前期並100億円EPS170円予想しレシオ10倍)②1850円(今期純益前期並100億円EPS170円予想しレシオ11倍)③2000円(今期純益前期並100億円EPS170円予想しレシオ12倍・17年高値2041円)】は微修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1250~1300円(レシオ10倍・5月のマド埋め・50週線回復)②1450~1500円(レシオ12倍・一株純資産)③1650~1700円(レシオ13倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1700円(今期正味純益前期並100億円EPS170円予想しレシオ10倍)②1850円(今期正味純益前期並100億円EPS170円予想しレシオ11倍)③2000円(今期正味純益前期並100億円EPS170円予想しレシオ12倍・17年高値2041円)】とします。SP。