6121 滝澤鉄工所(東1) 1594円 +22円

6121 滝澤鉄工所(東1) 1594円 +22円

買い推奨開始。第2四半期は売上13%増139億円、営業益84%増11.7億円、経常2.8倍の13.1億円、純益2.2倍の6.7億円、一株純益103円で着地。第1四半期のスタートダッシュで営業益以下が6.2億円、6.2億円、3.5億円と好スタートを切ったおかげで第2四半期も好決算で着地。しかも第2四半期も減速することなく、高水準の利益を獲得して終了しています。この数字からしても、3月通期予想の売上3%増300億円、営業益2%増24億円、経常8%増24億円、純益2%増14億円、一株純益213円の達成を現実のものと考えておいて良いでしょう。ただまだ現時点で上方修正期待が浮上できたとまでは言えません。受注残等の記載はないので売掛金を見ると、前期の94億円に対し80億円で着地。ただ第1四半期の75億円からは増加しています。受注は比較的底堅く推移していると考えて良いでしょう。底堅い受注の理由は、自動車向けの製品群の受注が好調だからと考えています。第2四半期の経営成績に関する説明を読むと・・・・売上は日本、中国をはじめとするアジア及び欧州からの需要が増加して増収。利益は原価率改善の効果が発露して増益とコメント。バランスシートを見ると・・・・現金は73億円、株券7億円、有形固定資産は78億円が主な資産項目に対し、負債項目は短期借入金が25億円で長期借入金が20億円。借金45億円に対して現金は73億円。キャッシュリッチ。自社株買いでもやりそうです。一株純資産は3000円。配当は64円の予定。エノモトや鈴木と同じで堅実経営のお手本のような会社。地味ながらもエノモト同様にコツコツと辛抱強く強気買いしていくことにします。まずは打診買い。日足の陽転1670円回復及び13週線回復の1700円からゆっくり本格買いとし、強気買いは25週線回復の1800円からとします。目標株価Ⅰ【短期目標①1900~1950円(レシオ9倍・50週線回復)②2100~2200円(レシオ10倍強・週足最後抵抗線)③2350~2400円(レシオ11倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2400円(レシオ11倍強)②2550~2600円(レシオ12倍・18年高値2560円)】とします。大幅な増収増益や来期の増収増益を確認できれば最大目標を一株純資産3000円に向け徐々に引き上げて強気に修正するものとします。SP。