4366 ダイトーケミックス(東2) 352円 +10円
高値は374円。こちらはすでに申し上げたように、買い対応することが可能ですから、今のように押し目で強気買いの方針で良いでしょう。昨日の大陰線に孕み足となりそう。このチャート形状から考え、本格買いは大商いの昨日ないし金曜の寄り値以上で引けてからと考えて良いでしょう。ゆえに395~410円レンジ(400円回復くらいに考え)で引けてからゆっくりと本格買い開始とし、日足の陽転の430円から強気買いとします。最強の抵抗線は日足も週足も500~530円に存在しています。これを抜くと50週線回復及び18年高値819円に向けて上昇を本格化させると考えます。ゆえに、重要なのは500~530円を抜くのにどれくらいの時間がかかるだけと認識します。また今日の374円までの上昇は投資信託あたりが小口で買いを入れたおかげだと考えています。第2四半期セグメント状況は・・・・①化成品事業→売上52億円で営業益1.8億円。減収減益ながら会社の予定通り。②環境関連事業→売上7億円で営業益1.0億円とほぼ前期並み。③感想と概況→注目するのはやはり研究開発費用と設備投資状況。引き続き過去最高の研究開発費用と設備投資投入の予定です。ただ、この上期は景気動向を見極めるために設備投資の実行を少し遅らせたかもしれません。しかし、減価償却は予定通りに行っていると思いますから(売上原価の変動は無しゆえ)、設備投資の遅れが今後の減益要因になることもないはずです。また販売費が前期の4.6億円から5.2億円に増加しています。コスト対応能力はある同社ですから、第3四半期以降にコスト削減努力を地道に行い、販売費等を抑制することに成功するでしょう。今期予想の達成はまず大丈夫だと考えます。後は、コスト削減や新製品販売開始などの需要喚起で今通期を上方修正することが可能となるか、来期からの業績拡大となるかのいずれであるかを、第3四半期以降に確認することだと考えます。10/29(減益ながら予定通りの第2四半期・概況・セグメント状況・あまりの深押しで目標修正)10/26(三井住友信託の保有株5.11%→5.2%に)10/11(韓国の有機ELメーカー向けにフォトレジスト用感光性材料供給拡大へ)9/21(韓国で新工場・半導体や有機ELの製造に不可欠なフォトレジスト用感光性材料製造と)9/3(感光性材料需要増に対応し韓国で新工場建設/9月から開始して31年11月に完成予定)8/27(身の丈以上の設備投資や研究開発費用を投じている企業・研究開発型企業)8/2(過去の四半期ごとの利益率推移・16年度以降すべての四半期営業利益率9~10%で着地・ならば第2四半期の営業益は5.4~6.0億円で通期営業益は11.7~13億円かも)7/26(期待したものの会社想定通りの第1四半期・概況・セグメント状況・目標据置)7/20(第1四半期の着地予想・米百俵の成果は来期からを予想・今通期は最低前期並みを今は予想)6/29(目標修正)5/23(通期資料/業績概要&業績予想と減益予想の理由/前期以上の設備投資と研究開発費用投入予定/3年で34億円設備投資に投入)5/11(本来なら大幅な最高益更新のはず・米百俵の経営姿勢)5/10(上々の前期と減益予想の今期予想・過去最高水準の設備投資と研究開発費用・目標修正)4/19(東京応化IRから/画期的ナノ粒子材料の開発製造に同社成功するかも)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①500~525円(レシオ7倍強・週足陽転・25週線・これが目先最強の抵抗線)②580~600円(50週線・レシオ8倍強)③670~700円(週足最後抵抗線・最強の抵抗線・レシオ10倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①700~730円(レシオ10倍強)②780~800円(レシオ11倍強・18年高値819円)③850円(レシオ12倍)】。株価水準訂正や第3四半期以降の業績回復を確認できれば一株純資産1000円以上に最大目標を引き上げ始める方針。SP。