6501 日立(東1) 3244円 -12円

6501 日立(東1) 3244円 -12円

好決算発表してもとにかく売ることがまずの基本のようです。ならば、決算発表を経るごとに相場は落ち着き出すのではと考えています。買い推奨はさすがにしませんが、年初来安値を更新するような第2四半期ではありません。今日の安値は3175円で年初来安値を更新。第2四半期は売上2%増4兆4918億円、営業益13%増3445億円、EBIT18%増3523億円、税引前純益20%増3529億円、純益17%増2561億円、一株純益199円です。第1四半期から減速はしたものの文句なし。米国経済に関しても、あるいはアマゾンやグーグルなどに関しても言えると思いますが、過熱のある成長から巡航速度の成長に移行しただけ。成長を続けていることに疑いの余地はないと思います。日立も増減はあれ成長拡大をまだまだ続けるはず。この数字から考えても年初来安値を更新する理由は、需給面以外の理由ではないはずです。一株純資産は3572円。通期予想の売上9兆4000億円、営業益4%増7500億円、純益8%増5300億円、一株純益414円は十分に達成できるはず。第3四半期の踏ん張り次第では通期は期末でわずかに上方修正する可能性もまだあると考えます。買い推奨はしないものの、日立とて絶好の買い場なのだと思います。もし目標を付与するとすれば、目標株価Ⅰ【短期目標①3700~3800円(25週線・レシオ9倍)②4100~4200円(レシオ10倍・週足完全陽転最後抵抗線)③4500~4600円(レシオ11倍・1月年初来高値4721円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①4600~4700円(レシオ11倍強・18年高値4721円更新)②5000円(レシオ12倍)】となります。目標を一応付与したのは、今後内容を精査吟味して(大企業だから確認するのに時間が必要)買い推奨する可能性もあるから。一応。