4366 ダイトーケミックス(東2) 350円 -21円
第2四半期発表して年初来安値を更新。前期比大幅減益で着地しました。下げたので赤字にでも転じたかと思って警戒しましたが、第2四半期は会社予想とほぼ同じで着地しました。エノモト株と同じで大幅安はしたものの正直ほっと胸をなでおろしています。同社もエノモト株も下値が固まれば強気買いを再スタートできると判断します。その第2四半期は売上2%減59億円、営業益44%減2.9億円、経常45%減2.9億円、純益48%減2.4億円、一株純益23円で着地。会社予想はそれぞれ、60億円、3億円、3億円、3億円、27円ゆえにほぼ想定通りの着地です。ザックリ考えると、この数字で着地できたので会社予想の売上3%増130億円、営業益30%減8億円、経常31%減8億円、純益36%減7.5億円、一株純益69円の達成は確実視して良いと考えます。また同社もエノモトと同じでとても堅実な会社です。堅実過ぎるきらいもあるので、足元需要が不調と感じればエノモトも同社もすぐに修正を行います。それが同社の場合ないということは、会社もこの通期予想の達成を堅実保守的に見積もっても達成できる自信があるものと考えて良いでしょう。一株純資産は1006円。セグメント状況を一応・・・・①化成品→売上52億円(前期54億円)、セグメント益1.8億円(前期4.1億円)。②環境関連→売上7億円(前期7億円)、セグメント益1.0億円(前期1.1億円)。セグメント内容は化成品事業は設備投資や開発費先行で大幅減益ながら、そこそこ安定的な収益を堅持してはいます。合格点ギリギリか、努力賞程度の判断だと考えます。第3四半期以降の回復にエノモトと同じく期待できるとは考えます。下値はPBRから考えても400±20円と考えています。それよりも下抜いていますから、一旦は歴史的買い場である上に更に割安と考え新規もナンピンも強気買いしておいて良いと考えます。本格買いポイント(ボトム離脱サイン点灯)は今週ないし来週のチャート形状を確認してから再度コメントします。10/26(三井住友信託の保有株5.11%→5.2%に)10/11(韓国の有機ELメーカー向けにフォトレジスト用感光性材料供給拡大へ)9/21(韓国で新工場・半導体や有機ELの製造に不可欠なフォトレジスト用感光性材料製造と)9/3(感光性材料需要増に対応し韓国で新工場建設/9月から開始して31年11月に完成予定)8/27(身の丈以上の設備投資や研究開発費用を投じている企業・研究開発型企業)8/2(過去の四半期ごとの利益率推移・16年度以降すべての四半期営業利益率9~10%で着地・ならば第2四半期の営業益は5.4~6.0億円で通期営業益は11.7~13億円かも)7/26(期待したものの会社想定通りの第1四半期・概況・セグメント状況・目標据置)7/20(第1四半期の着地予想・米百俵の成果は来期からを予想・今通期は最低前期並みを今は予想)6/29(目標修正)5/23(通期資料/業績概要&業績予想と減益予想の理由/前期以上の設備投資と研究開発費用投入予定/3年で34億円設備投資に投入)5/11(本来なら大幅な最高益更新のはず・米百俵の経営姿勢)5/10(上々の前期と減益予想の今期予想・過去最高水準の設備投資と研究開発費用・目標修正)4/19(東京応化IRから/画期的ナノ粒子材料の開発製造に同社成功するかも)4/18(微細化技術で東京応化とともに堅調な需要を)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①680~700円(レシオ10倍・50週線回復)②760~770円(レシオ11倍)②830~840円(レシオ12倍・18年高値819円更新)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①840~850円(レシオ12倍)②900~910円(レシオ13倍)③980~1000円(レシオ14倍・一株純資産1000円)】は通期予想はそのままゆえに本来目標の修正も必要ないとは思うものの、あまりに深押ししたので修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①500~525円(レシオ7倍強・週足陽転・25週線・これが目先最強の抵抗線)②580~600円(50週線・レシオ8倍強)③670~700円(週足最後抵抗線・最強の抵抗線・レシオ10倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①700~730円(レシオ10倍強)②780~800円(レシオ11倍強・18年高値819円)③850円(レシオ12倍)】とし、株価水準訂正や第3四半期以降の業績回復を確認できれば一株純資産1000円以上に最大目標を引き上げ始める方針とします。SP。