6928 エノモト(東2) 926円 -34円

6928 エノモト(東2) 926円 -34円

通期を下方修正しました。残念無念の一語に尽きますが、全く評価できないわけではありません。第2四半期は売上5%減101億円、営業益32%減5.4億円、経常17%減6.5億円、純益7%減5.2億円、一株純益76円で着地しました。確かに減益ではあるものの7~9月期の営業益は2.8億円、経常3.7億円、純益3.5億円。前期7~9月期の経常は4.1億円で純益は3億円ですから、第2四半期期間の比較では健闘して着地することが出来たのではと考えます。しかしながら、最高益更新するためには想定した売上等が足りないとして会社は通期を下方修正しました。売上215→205億円(前期221億円)、営業益17→12.5億円(前期16.7億円)、経常17→13.5億円(前期16億円)、純益13→10.5億円、一株純益191円→154円に修正。修正の理由を、自動車向けと大型ディスプレイ向け部品の受注は計画通りに推移したものの、一部電子部品の納入先の生産計画の変更で、出荷時期がずれ込むことになったので、下方修正すると発表。この期ずれで下方修正しながらも、四半期赤字に陥ることもなく、安定した収益を確保していることは、もろてを挙げて評価することはできないものの、十分に評価に値することではあると考えます。それにこの下方修正で今期の数字の最低目標が今日のこの数字であることが明確になったはずです。下方修正したからすぐ強気買いとは行かないものの、しばらくしてから(11月の中旬過ぎか11月末あたろを予想)ゆっくりと見直し買い強気買いすることができると判断します。一株純資産は2175円。レシオ10倍で1550円前後まで評価できますから。下値は引き続き900~1000円と考えます。月曜に押しても引けでは900円前後を死守すると考えます。あるいはこの下方修正でアク抜け完了となるかも。その際は1000円以下で下値固めの動きに入り始めるかもしれません。下値固めをすると思いますから、固める動きを確認してから本格買い開始(ボトム離脱サイン点灯)を算定して提示したいと思います。ところで同社はとても堅い会社です。足元の受注を勘案して今期最低水準の数字を本日公表したはずです。もし11月の米中首脳会談で貿易戦争の先行きに明るさが戻るようなら、再び受注が前倒しとなり、第3四半期以降に上方修正することもありえます。その点を考えても過度に悲観するような第2四半期ではないと考えます。9/17(水素関連株)9/14(燃料電池用新型セパレータ実用化を待望)9/6(車載用コネクタ部品)8/30(アイフォン新機種9月に発表)8/23(一株純資産2120円でレシオ6倍だから上げ始めれば早いと考え目標据置)8/18(フィスコ社調査レポート紹介/会社の紹介&今期予想について&同社の成長性&成長のキーポイント&感想)7/28(減益着地の第1四半期・ほぼ会社の想定通り・期連れも減益の要因・概況・セグメント状況・目標据置)7/13(リードフレーム最大手三井ハイテック目標株価は買いで2600円・2000年高値4175円を目指すを予想)6/27(前期加賀電子同様に今期最高益更新で上場来高値を更新へ・通期資料/概況&経常状況概況&売上と利益推移&製品別業績概況&製品別見通し&新規事業/安定した製品受注とコスト削減努力継続で今期更に収益性向上確実視)6/21(堅実経営で100年企業へ・18期ぶりの最高益更新予想で更に省人化効率化で収益向上へ・2000年高値4175円更新へ・固定高分子形燃料電池用新型セパレータ開発して同社も完全固体燃料関連株)6/20(1410~1221円で32.2万株出来高蓄積・大和住銀投信投資顧問が新たな大株主登場)6/13(買い残整理すでに完了・ずーと実質無借金で堅実経営・本来なら増資の必要もなし・第1四半期は好スタート可能性大・今後の見通し再紹介・将来的に株価は2倍にも・深押しで目標修正)6/7(リードフレーム需要は底堅い模様)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1750~1800円(公募増資価格1753円・50週線回復・週足陽転)②1950~2000円(レシオ10倍強・週足完全陽転)③2150~2200円(17年高値2161円・レシオ11倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2200~2300円(レシオ12倍)②2450~2500円(レシオ13倍)③2650~2700円(レシオ14倍・07年高値2700円)】は下方修正したので一旦弱めに修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1230~1250円(レシオ8倍)②1350~1400円(レシオ9倍)③1500~1600円(レシオ10倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1600~1700円(レシオ11倍・公募増資価格1753円)②1850円(レシオ12倍)③2000円(レシオ13倍)】とします。第3四半期以降に業績回復(受注回復)が確認できるようなら強気に再設定する方針とします。SP。セグメント状況などは後で。